走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

ベトナムって生活費はいくらかかる??去年1年間の家計簿大公開!

 よくベトナムって物価が安いと言われているけど、結局どうなの??

ということで1年間の私の家計簿を大公開します。

 

ベトナムに移住したいけど、どうやって生活していくのかわからない…と困っている方!

生活水準ってどれくらい?食費って毎日外食しても大丈夫?

そういう疑問に全部答えます!

 

~参考データ~

ベトナム現地採用

在越1年半

20代女性

 

 

 

今回私の家計簿ルールはベトナムドン現金で支払った支出に対する記録です。

クレジットカード払いについては含めていません。

私がクレジットカードで支払ったのは旅行の際の航空券代や電子書籍などなので、

記録がなくともあんまり影響ないかなーと思います。

一時帰国時に日本で支払ったお金は…全然覚えてないくらい散財した。

                        単位: 1,000VND

f:id:ThereisneitherGodnorBuddha:20180409173427p:plain

 

 

逃れられない固定費について(主に家賃)

 

私の家賃は月500USDです。インターネット代、水道代は家賃に含まれています。

ガスはないので、電気代を別途毎月支払ってます。

これは記録していなかったのですが、大体20USD以内で納まっています。

クーラーをガンガン使う人だと50USDくらい使う人も。

 

家賃は少し高めの家賃らしいのですが、条件が良いためとても気に入っている部屋です。

だいたい350~400USDくらいの部屋に住んでいる現地採用単身者が多い気がします。

駐在員だと1500~2000USDの部屋に住んでます。格差ですね…

 

家に関しては500USDもあれば良い部屋が借りられます。

家具は付いてるのが当たり前で、日本のように部屋だけ!ってことはほとんどないのでローコストで移住できます。

 

住居については以下の記事で熱く語っているので、参考にしてください。

 

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

あと5月の6,726,000VNDというのは医療保険費です。

私は個人で主に傷害が発生した場合の保険に加入しています。

会社は風邪とか疫病になった場合は医療費を負担してくれるのですが、

事故に遭った際は自己責任を問われそうなので、高額医療費を賄うためにも個人で保険に加入しました。

ここは会社によって医療保険の有無や条件が違うと思うのでしっかり確認した方がいいですね。

 

 

食費が安いっていうけど実際は?

 

表から見てみると、月平均で5,363,000VND。およそ240USDでした!!

 

私全然自炊してませんね。全くです。ひどいです。

調理はこちらに来てから、お湯を沸かすことと茹でることしかしていません。

ほんとにひどいな

ほぼ外食のはずなのにこの金額って、日本より安いと言えるんじゃないでしょうか。

 

じゃあ何を食べていたのかというと、私はよく食べる方なのでローカル麺類屋に入り浸ったり、さらにラーメン屋で目いっぱい食べたりステーキも週1で食べていたりと…

 

めちゃくちゃ食べてます!!!(成人男性並み)

よく食べるねーとよく言われるので、マジで食べる方です。

女性が言いがちなスイーツで1食済ませたとかじゃなく、がっつり肉いってます。

それで月2,3回でバーで飲んでたりしていたし。1回カクテル2杯くらい

 

去年の食費最高金額が11月の7,397,000VND≒325 USD !

その月はむしゃくしゃして肉を食べすぎました…

 

なのでベトナムは食に関して、東南アジア随一と言っても過言でないくらい充実しています。

 

 

移動手段はUber。1年使い倒した結果

 

1年間の月平均で961,000VNDでした。42USDくらいですね。

私はバイクを持っていないので、移動手段はもっぱらUberMOTO(バイクタクシー)に頼っていました。

 

相場は大体3㎞15,000VND。繁忙期の時間帯だと30,000VNDに値上りしてました。

普通のタクシーだと3㎞60,000VNDとかでやはりバイクタクシーの割安感には勝てなかったです。

 

10月に1,583,000VNDと一番高くなっていますが、この月は遠出することが多く、

UberX(自家用車によるタクシー)をよく使っていました。

 

バイクタクシーは長距離で乗るにはしんどいので(腰とか足がツラい)、5km以上離れた目的地に行く場合はタクシーを使っています。

交通費は1年間で500USDくらいだったので、中古の安いバイクが買えるくらいの値段です。

でも、私がバイクに乗らないのはベトナムの劣悪な交通マナーで溢れている公道を鈍くさい私が運転できる自信がないことと、自分がいくら気を付けて運転していても、相手からぶつかられたり事故に巻き込まれる可能性もあるからです。

 

日本でも相手からぶつけられる危険性はありますが、特にベトナムの交通事情は阿吽の呼吸で成り立っていることがあり、相手の意思を読み間違えると一気に衝突ということもありえます。

 

信号がないところがほとんどだし、みんな行きたいところへ自由に走るしで、

バイクが多い分イワシの大群のように流れてはいるのですが、その中でも秩序を乱す運転をする人が多すぎます。(逆走、信号無視、スピードを出して角ぎりぎりを曲がってくる)

実際、邦人の現地採用者でバイク運転をしている人は多数いますが、運転に自信がない人はやめた方がいいです。

運転マナーの悪さに辟易すると思います。そして、ぶつかったという話をよく聞きます。

私は慣れてないド素人が運転するよりも、乗り慣れたベトナム人に運転してもらった方がまだいいんじゃないかってことでバイクタクシーも自己責任で乗っています。

ベトナムの交通マナーは悪すぎて色々語りたいところですが、家計簿の話に戻ります。

 

バイクを所持することによって格段に移動はしやすくなるでしょう。

ガソリンも1リットル18,000VND≒0.75USDと日本に比べると安いです。

ただ、中古のバイクだと整備不良でエンジンやタイヤがすぐ壊れて直したり、

調子が悪かったら修理依頼をしなければならないなど、管理が面倒です。

 

レンタルバイクが月50USDほどで借りられるそうで、こちらは調子が悪かったらすぐに車体を交換してくれるらしく面倒な管理をしなくて済むのでおススメです。

 

 

やはり高額だった歯科医療費

 

奥歯の銀歯が痛―い!

ということで、日系の歯医者で銀歯を入れ直してもらいました。

10月の医療費が12,730,000VNDという超高額費用に!

結果500USDくらいかかってしまいました。

 

ベトナムに来る前に歯科治療は全部終えてきたはずなんですが…

駐在員で歯科治療までカバーしている医療保険に入っているならばここまでお金はかかりませんが、歯科治療までカバーされている医療保険は保険料が高い上に加入している人も少ないので、歯科治療については悩みどころであります。

 

一番は虫歯にならないように習慣的に気を付けるのがいいんですけどね。

しかし虫歯になりやすい人もいるので、そうはいきません。

 

日本の健康保険に加入していれば、海外療養費還付制度を使って治療費を還付してもらえますが、日本と海外での医療体制や治療方法の違いにより還付してもらえるお金もよくて半分くらいらしく、スズメの涙ほどになってしまうこともあるそうです。

だから、あんまり期待できませんね。

 

これからベトナムで働こうとしている方は歯の治療を全て日本で終えてから渡航した方が良いです。

海外在住中は日本への一時帰国時に短期治療を行なっている歯科医院もあるので、利用するのも手だと思います。

 

 

マッサージやエステなど行きまくった後の美容代は?

 

年間平均1,769,000VND≒80USD、合計で21,231,000VND≒935USDとなりました!

いやー結構使ってる…月々の変動も物凄いですが。

 

主にお金を使ったのは美容皮膚科での治療ですね。

小鼻の赤みがすごく気になって気になって3ヵ月ほど通っていました。

 

あとは毎月マッサージやレディースシェービングなどに行ってました。

 

髪も3か月に1回くらい切ってました。パーマをかけているのですが、これは一時帰国時に日本の美容院でかけています。

こちら水質が悪いせいか髪の調子がめちゃくちゃ悪いです。枝毛もすごいので定期的に切った方が良いです。

日系美容室で日本人美容師に切ってもらうと4000円~のカット料金になると思います。

ベトナム人スタイリストに切ってもらうとこの半額の値段でカットできます。

 

マッサージはピンキリです。

私が行っていたところはオイルマッサージ90分700,000VND≒30USDくらいのマッサージです。

マッサージは良くいくのでほぼ毎月か多い時で月2で通っていたりしましたね~

 

その他にも痩身マシーンに手を出してみたりと、結構チャレンジしたのでこの値段になっています。

 

毎月マッサージ1回行くくらいだったらこの半額で済みます。

 

 

ベトナム語を学ぶ~ワンツーマンレッスン~

 

ベトナムに来た当初気合がめちゃくちゃ入っていて、来越した次の月にはもうベトナム語の個人レッスンを始めていました。

8,228,000VNDは確か、追加でもう30時間のレッスンを買ったのでこの値段になっていたと思います。

 

この個人レッスンは英語で受けていたのですが、私の英語力が高くないので、回が進む毎に行ってることがわからなくて不満も高まってしまって、途中でやめてしまいました。

 

今は日本語でレッスンを受けています。

ただ、ベトナム語は日本語よりも英語の文法に近いので英語で学べたことは文法の基礎理解力に繋がっていて、今すごく文法が理解しやすいです。

 

 

忘れちゃいけない生活必需品

 

これはズバリ、除湿機です。

7月に7,490,000VND≒330USDで購入しています。

 

いや~私の部屋は湿気がすごくて、革製品に青カビが大量発生したんですね…

しかも何か空気が淀んでるし、こりゃ除湿機買わないかん!

 

ということで40㎡対応の空気清浄機能付除湿機を購入しました。

4時間で2Lの内臓タンクが満杯になるくらい湿気がすごいです。

 

除湿するだけで暑さも心なしか和らいでるしとても快適です。

 

あとベトナムは大気汚染がすごいので、窓を開けて換気することはおすすめしません。

蚊も多くデング熱も心配なので室内は締め切っていることが多いです。

 

だからどうしても空気が淀んだように感じるんですね。

除湿機を買ってから、慢性的な気管支の不調はなくなりました。

 

 

盲点だった!?一時帰国の旅費

 

人によって一時帰国の頻度って違うと思うのですが、私は年に3回ほど日本に帰っています。

これは現地採用者の中では頻度が多い方だと思われます。

年に1回帰るか帰らないかくらいの人も居るし、人によってまちまちです。

 

ただ、一時帰国の旅費が結構かかるんですよね…

航空券代は家計簿には記録していないのですが、1回帰国するのに往復で700USDくらいかかっています。

年1回の一時帰国費用は会社が負担してくれるので問題ないのですが、2回目以降は自腹になります。

 

私は主にベトナム航空によく乗ってます。

JALとか快適そうだけど、少し割高なのです。

さらにJALやANAの預け荷物は23kg×2までOKですが、ベトナム航空は40kg×1までOK です。

 

大きいスーツケースを所持しており荷物1つで済ませたいので、ベトナム航空を使用しています。

小さめのスーツケースを1人で2つ持たなきゃいけないって移動が大変なので面倒なんです。

他に機内持ち込み用の荷物もあるし…。

 

私が日本に帰りたいのは、日用品を買いだめしていきたいのも理由の1つです。

化粧水とかヘアトリートメントは日本製のものを使いたいです。

あとコンタクトレンズも買っていきますね。これは送ろうとしても検閲が厳しく、届かないこともあるようなので。

 

やっぱりハンドキャリーが一番確実かなってことで、帰国した際にはドラッグストアとかで日用品はめちゃくちゃ買い込んでます。

 

なんとなく貯金のたまり具合がよくないなぁと思っていたんですが、原因はここらへんにありそうです。

 

 

貯金する余裕って…

 

あります!こんな私でも収入の30%を貯金することを目標にしていて、達成できています。

 

私は大きい出費が多く(一時帰国費や歯科治療費など)、貯金金額がなかなか増えていかないのですが、

日本の県庁所在地付近で暮らす生活よりは余裕が持てます。

何より食費がかからないのがすごく助かってますね。

 

ただ日本にいた時は自動定期積立貯金をしていたのですが、こっちにはそういうシステムがなくて困っています。

USD建て貯金できればいいのですが、口座の制限が厳しいです。

ATMで下すとVNDで出てきてしまうし、毎月銀行窓口でUSD’下ろしてる暇ないし…

 

ということで定期的に貯金する習慣として、来越して半年後くらいから毎週500,000VND貯金を始めました。

これは毎月の収入30%のお金を口座に残しておくという貯金方法の他に

貯金を増やすため、現金で貯める事にしました。

ベトナムの最大紙幣は500,000VND札で、かさばらないしお札が増えていくのは視覚的にも楽しいかなと。

毎週決まった曜日に500,000VND札1枚を箱に入れていくのです。

1か月は大体4週なので、2,000,000VND≒88USDが貯金できることになります。

 

さらに最近少し余裕が出てきたので貯金額を毎週700,000VNDに増額しました。

これで1か月2,800,000VND≒123USDが貯められて、1年で約1500USDほどになります。わくわくです。

この毎週貯金はできる限り手をつけず、ベトナムに居る限り貯めていきたいと考えています。

 

 

番外編 給料の通貨や外貨の持ち出しについて

 

給料ってどうやってもらってるの?とたまに聞かれますが、これは私の場合、USDで銀行口座振り込みになっています。

ベトナムの現地採用だとUSDでもらっている人が多いと思います。稀にVNDでもらっているという話も聞きました。

できれば、USDで給料はもらうべきです。VNDだと日本円への両替が大変です。

USDだと日本でも両替が容易だし、どこでも換金率はVNDより圧倒的に良いです。

 

また外貨の持ち出しについてですが、

ベトナムの銀行から日本の銀行に海外送金するか、ハンドキャリーで持っていく方法があります。

 

ベトコム銀行の例でいうと、USD建て送金、円受け取りの場合、

送金手数料は送金金額×0.0015(0.15%) + 電信費10USDになります。

そして日本の各銀行で受け取り手数料は三井住友の場合1500円となっています。

 

 

例えば4,000USDを送金すると、

4,000×0.0015=6USD(最少5USD、最大150USD) + 電信費10USD

三井住友銀行受取手数料:1,500円

 

 

合計で35USDほどがかかり、送金日数も3日~1週間ほどかかるということになります。

 

ハンドキャリーは銀行窓口でUSD現金を受け取った後、現金所持したまま海外渡航するというものです。

ただ、ベトナムの規定で現金5,000USDあるいは同額相当外貨、または15,000,000 VNDのいずれかを超えて所持する場合は、空港で税関申告する必要があります。

また、在留邦人はベトナム国内で銀行から引き出した外貨で限度額(5,000USD相当)を超える額を国外に持ち出す場合は銀行から許可証を発行してもらい、それを携行する必要があります。

 

換金レートにもよりますが、どちらの方が損か得かはその時々の状況によって変わります。

ただ、海外送金には色々書類を記入しなければいけないし、

ハンドキャリーは現金を所持することによる盗難の危険性が高くなります。

 

結局毎月の生活費はいくら必要?

結論からいうと、ベトナムでは1ヶ月約10万ほどで十分に生活生活できると思います。

1年間家計簿をつけた結果、

私の月支出平均は26,446,000VND≒1,165USDでした。

 

いかがだったでしょうか。

以上が1年間のリアルな家計簿の実態でした。

是非参考にしてください!

 

ホーチミンで初ブンチャー! Bun Cha Ho Guom に行ってみた

有名なブンチャーのお店です。

店内も広い。100席くらいある。

今回私がここに来たのは偶然通りかかったからだった。

 

私が頼んだのは、オーソドックスなブンチャーだ。

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 つけ麺があんまり好きじゃないこともあって今まで全然食べていなかったブンチャー

いざ実食…

 

おお、肉がジューシーで油が結構ある!

 

 

生野菜も一緒に食べるのでそんなにしつこくない。

味はやはり南部。甘い。

スープ自体はあっさり目だけど、肉と肉油がすごく出てる。

でも、案外さらっと食べれちゃう。

 

麺は細めのブン。柔らかくてモチモチしている。

 

味はやはり南部。甘い。

日本人からすると、もうちょっと塩っ気が欲しい。

そんな時は・・・・ドーン

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この調味料!にんにくの漬物?かな?

にんにく最強説を信じて投入!

 

 

おいしい。さっきよりも味がしっかりして食べやすくなった。

さすがにんにく様様です。

 

量は女性でもペロッと食べられてしまう。

男性でこの量は少ないのではないだろうか。

でも、大丈夫。このお店はサイドメニューも豊富。

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今回はあまりお腹が空いてなかったので、サイドメニューは食べませんでした。

次来た時には食べてみよう。

 

ヨーグルトとかすごく気になるぞ!

このハノイアイスクリームってなんなんだろう。

 

再訪した時にまた追伸したいと思います。

 

 お店ホームページ

Bún chả Hà Nội - Bún chả Hồ Gươm - Traditional Vietnamese Food Restaurant

 

ホーチミンから2時間!日帰りでも行けるリゾート「ブンタウ」に行ってきた!

久しぶりにブンタウに行ってみようという話が持ち上がり、

 今回お誘いをもらって週末1泊でブンタウに行くことになりました。

その1泊の旅行記について書いていきます~

 

 

 

・高速船でGO GO!

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実はブンタウは2回目である。1回目はバスで行ったが、今回は高速船で行くことに。

 

ちなみにこの船、2014年に火災を起こしたらしくそこから運航停止になったり、乗り場が変わったりでごちゃごちゃしていたらしい。(火災ってやっべぇぞ!幸いけが人もなかったらしい)

現在はGreenlinesDP社とPasific Express社が運航を開始している。

 

今回私が乗った船はGreenlinesDP社の高速船だ。

GreenlinesDP社はWeb予約できるらしく、知り合いが往復チケットを取ってくれた。

HPも英訳版があってとても見やすい。

片道料金は200,000VND~250,000VND(大人)

日によって、途中のCan Gioに寄る便もあったりで料金が異なっている。

下の画像は予約画面。席も自由に選択できる。

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船内はきれいで、まだ新しい船のようだった。壁際の席はコンセントも常設されていて充電ができた。

乗船してすぐに350mlボトルのミネラルウォーターが配られるのがありがたい。

船内では映像モニターが設置されていて、ドッキリ番組が常時流されていた。音は出ていないものの映像だけで理解できるので、結構面白くて声出して笑っていた人も多数。

乗客はベトナム人がほとんど欧米人がちらほらといった割合だった。私たち以外日本人はいなかった。

家族連れで乳幼児を連れている家族が乗船していた。だから、子供が通路をうろちょろ。雰囲気も明るくて良かった。

私の周りには変な乗客とかいなかった。

2時間ほどかけてブンタウへ。川を下って海に出たあたりで激しく船が揺れた。船酔いする人は注意である。

 

【2018.4.10 追伸】

Vietjoニュースから、この高速船が水中のなんらかの物体と衝突して浸水したという情報がありました。

この船便は火災したり浸水したりと安全性がまだ保障されていません。

幸いなことに乗客の怪我人は出ていませんが…

www.viet-jo.com

 

 

・ブンタウはベトナムの熱海?

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ブンタウって私からすると寂れているのか、盛り上がっているのかよくわからない所だ。

レストランだったであろう廃墟もちらほらあり、建物なんかもちょっと古めかしくて錆びついた感じ。

反対に優雅に過ごせそうなカフェも結構あるし、お金持ちの別荘らしい大きなプール付の一戸建てがばんばか建っている。

 

ベトナムの熱海とはよく言ったものだと思う。

夜になると明かりが灯り、街が明るくなったように思える。

 

今回はビーチに行かなかったが、バックビーチとフロントビーチがある。

ブンタウ自体が海に囲まれた半島の先にあり、移動も主に海岸沿いを走るので、どこに行っても海が見える。

しかし、海の水はあんまり綺麗ではない…。

 

 

・シーフードがおいしいレストラン「Ganh Hao」

 

夕食はGanh Hoaで!

ここはブンタウで一番評判の良いローカルレストランとのこと。

メニューは残念ながら全部ベトナム語。

だから、食べたいものを探すのがほんとに骨の折れる作業だった。

 

このレストランは海岸沿いにあるからか横に長い。そして、広い。

たぶん300~400席くらいありそうだ。

どの席からも海が一望できる屋外型レストランである。

お値段は普通のローカルレストランよりも若干高いかなという程度。

シーフードメニューが豊富で、特に貝類はいろんな種類があった。

私は貝類はあまり得意じゃないので、焼き牡蠣だけ食べたが、

身も新鮮できちんと調理されている印象だった。

 

サービスもよく、満席近く客が入っていたが注文は間違いなく来たし、

蚊が多くて刺されるというと、蚊取り線香を席の下に設置してくれた。

 

さらによくわからない貝類メニューについて尋ねると、調理前の貝を持ってきて見せてくれたり、貝類メニューがありすぎて違いが判らずおススメを聞くとしっかり答えれくれたりと、普通のローカルレストランに比べサービスの質が非常に高かった。

今回主に注文対応をしてくれた女性スタッフはとても親身に対応してくれた。

 

広い店内だが、スタッフは均等に配置されており、黒服を着た男性たちがトランシーバーで連絡を取り合っていた。

スタッフたちにも名札バッチが付けられているのも驚いた。

普通のローカルレストランだとまずスタッフごとにバッチが付けられていることはないので、やはりここはワンランク上のローカルレストランなんだなと実感した。

 

 

 

・2軒目バーは「Cask Bar」で。

 

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二軒目へGo!ということで急遽見つけた「Cask Bar」

他のローカルバーと比べて、店内のBGMボリュームも主張しすぎず良い感じ。

ローカルバーに行ってよく思うのは、音量がうるっさい。

ベトナム人以外の外国人だったらまずウザいくらいにうるさいと感じると思う。

 

この店は欧米風のバーなだけあって、欧米人客がほとんどだった。

テラス席と店内席があり、テラス席は4テーブル、店内は4テーブルとカウンター、さらに大きなテーブルフットボールも置いてあって広々していた。

 

クラフトビールのメニューが多く、クラフトビール好きにはいいかもしれない。

店内も落ち着いているので、しっぽり語り合うのにもってこいのバーだ。

 

 

・水深1.8m!? 恐怖のホテル付プール

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翌日、ホテルプールで泳ぐことに。

いや~泳ぐのなんて何年ぶりだろうか。

っていうか競泳みたいな半袖半ズボンの水着しか持っていない私。

水質とか色々大丈夫か?と心配しながらも1時間ほど泳いだ。

 

驚いたのはこのプール、奥のエリアの水深が1.8mだということ。

日本だったら普通に足が着いて立てるプールが当たり前だが、

いくら高身長の私でも水深の深さに恐怖した。

しかも、浮き輪もない監視員もいない…

 

これもし一人で泳いで溺れたら助からないタイプのプールやん。

 

エリアの周りにはぐるっと手すりが付けられているのも納得。

 

休日ということもあってベトナム人ファミリーの子供たちが浅瀬エリアで泳いでいた。

この深いエリアでも小学生くらいの子供たちがばしゃばしゃ飛び込んでいた。

日本だったらアウトだよなぁ…でもここはベトナムだし。

 

ベトナムでは一般的な公立学校では水泳教育はされておらず、泳げないベトナム人の方が圧倒的に多いんだとか。

ベトナムでの水溺死率も他国と比べて10倍も高くなっているという。

上の世代には水泳教育というのは全然なかったんじゃないだろうか。

このホテルに宿泊しているということはある程度富裕層の人たちで、子供たちは水泳教育を受けているのかもしれないが、大人たちは日向にいるだけでプールには全然入ってこなかったなぁと納得。

お母さん世代のベトナム人たちは水が怖いのかもしれない。

 

 

・レジャーに動物に仏像まで!? 「Ho May Park」

 

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帰るまであと2時間ほどあるということでロープウェイで上がり、Ho May Parkに行くことに。

一言でいうとなんでもありなテーマパーク。

スリリングなアトラクションから動物や自然との触れ合い、さらに仏像(人工物)まである。

 

船乗り場隣にあるロープウェイ乗り場へ。

ロープウェイはまだ新しかったが風で煽られて揺れ、怖かった。

しかも、眼下には住宅街が広がり、もし落下したら助かりそうにない。

ベトナムでこういう乗り物に乗るのはすごく怖い。

安全性に絶対っていうことがないのはわかっているけど、普段のベトナム人の適当さを知っているだけにとんでもない事故が起きるんじゃないかとヒヤヒヤする。

 

このワイヤーロープの耐久性は大丈夫かとか、このゴンドラだってどれくらいの頻度で整備されているんだろうかとそういうことばかりが心配になってしまう。

私の性分が繊細すぎるのもあるが、知り合いは全然平気でむしろわくわくするという。

こういうところで面白いと思える楽天思考は海外生活では重要であると思う。

曰く、そんなの気にしてたら何にも乗れないよ~らしい。

なお、チケット料金は往復ロープウェイとアトラクション代込で300,000VND(大人)

全部込み込みでこの値段って相当安く感じる。

 

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園内では何個かアトラクションに乗ったが、

特にこのボブスレーみたいな乗り物が面白かった。

レバーが両端についていて自分で上げ下げしてスピードを調整できる。

レバーを引かなければブレーキが効いていないので猛スピードで下り落ちる。

 

私はやっぱり怖いので、所々レバーを引きながら進んだ。

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また、このジップラインという乗り物が目玉なようで、

ワイヤーを自身と固定された滑車で滑り降りるというアトラクションだ。

受付で一筆書かされた後、係員に滑車と固定するための装具をつけられる。

私ワンピースで来て大失敗した。

太ももにも装具が付けられ、ワンピースがずり上がる。

最低でもショートパンツは穿いた状態でやることをお勧めする。

そして、サンダルだったために靴も装具取り付け場にあったので、履き替えた。

これは自主的に危険を感じたから履き替えたのであって、係員からは何も指示されなかった。

たぶん、この一筆書かされるというのは何をやっても自己責任になるということだ。

だからスタッフは全然干渉してこない。

ちょっとぶっきらぼうで冷たく感じる。

もう少しレジャー施設だし、愛想あってもいいんじゃないの。

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いざ順番になると高さがあって怖い。

そしてパンツ見えるんじゃないかってそっちの方がより気になる。

滑車と自分を繋ぐ太いロープを掴めとスタッフにジェスチャーで指示された。

 

滑り下りるのはいいが、終点で勢いがついたまま、緩衝材に当たって止まるのが一番恐怖だった。

特に私はデカいので、このベトナム人仕様のジップラインに乗ってヒョロヒョロなベトナム人男性スタッフに支えられるのは心もとない。

終わってみるとあっという間だった。

気が張っていたせいかぐったり疲れた。

 

帰りは来た通りにロープウェイに乗って、隣の船乗り場で高速船に乗船。

疲れがあったのか眠くて眠ろうとしたが、席の角度が急すぎて首が痛くなる。

首のクッションがあるといくらか快適なかもしれない。

 

ホーチミンシティ在住者も旅行者も行きやすいし、エンターテイメントもそれなりにある街なので、1泊くらい旅程に取り入れるのもありである。

 

ホーチミン市内は意外と何にもないんだよね…

市内観光もいいけど、充実感はブンタウの方が高いと思う。(物価も市内より安い。)

 

 

 

ブンタウ1回目の日記はこちら

 

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

ベトナムでインドカレー!超濃厚BaBa's Kitchen

気分はなんだか、チョマカレー??(このネタわかる方…)

 

日本にいた時からインドカレーが好きだったので、

こちらでもインドカレーを食べてみた!

 

今回このBaba’s Kitchenを紹介します。

場所はバックパッカー街ブイビエン通り。

治安はあんまりよくない。マジで。

 

欧米人の往来が激しい。

 

18時30分頃で1階は満席だったので、2階に案内された。

中2階で何やらおばあさんが一人でスパイスやら野菜を細かくしていて、

なんだか雰囲気があってちょっとぎょっとした。

 

店内は中東系の男性陣が働いていて、ベトナム人はほとんど見かけなかった。

 

メニューは英語でびっしり説明されている。

読みにくい…写真とかあるといいんだけどなぁ。

 

あとディナーだけかもしれないけど、セットメニューがなくて、

ナンやカレーを単品で頼まなければならなかった。

一人で食べに行ったらコストがかかる。

 

カレーはオーソドックスなチキンカレーだ。

迷わず「ノースパイシー!」と言ったので、辛さはほとんど感じなかった。

なめらかで、チキンが柔らかくておいしかった。

ルーはめちゃめちゃうまいかも。

 

私はモチモチのナンが好きなのだが、ここのナンは平べったくて薄かった。

パン類は何種類かあったので、希望すればモチモチが頼めたのかもしれない。

が語学力の無さから、諦めた。

 

後々よく調べてみると以下の表を見つけた。

なるほどね…結構種類あると思ったらこういうことだったのか。

今度こそ自分好みのパンを頼めるようにしよう!

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サラダを頼んだら、まさかの生野菜だった…

ショックだったけど、しょうがない。

 

どうやって食べたらいいものか、悩んでいると店員のお兄さんが机にある調味料の蓋を開けて、さあどうぞと言わんばかりに私の近くに移動させた。

 

…全然味が想像できない。

少しずつ味見してみることに。

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 1.ほんのり甘い。ゼラチン質で口の中ですぐ溶けてなくなる。ちょっと油っぽいような。なんだこれ…

 2.甘いような少し酸っぱいような。ジャムとケチャップを混ぜたような感じ。

 3.味はらっきょうみたい。でも球根が大きい。玉ねぎのようだ。

 4.酸っぱい。梅干しっぽい。少し昆布のような味もする。微妙に辛い。酸っぱさが気に入って野菜に付けた。

 5.ターメリックの味がするシーザードレッシングみたい。野菜にかけて食べた。辛い。

 

 

量が多くて完食はできなかったが、1人で結構食べてしまったぞ。

もし、ディナーで来るならこのお店は大人数で来た方がいい。

その方が色んなカレーの味を楽しめるし。

 

私はルーが小分けしてプレーに乗ってくる印象があったんだけども、ドーンと大きい器で単独のチキンカレーが出てきてしまって、

結局チキンカレーしか食べられなかった。

 

ただ、単価が安いからかこれだけ食べても200,000VND以内におさまった。

食べ終わったら、お兄さんが白く米が入ったデザートをくれた。

サービスらしい。私だけ!?と思ったら、他のテーブルにもあったので、どうやら

みんなにサービスしているらしい。

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このデザートがめちゃ食っちゃおいしい。

風味はミルクティのよう。中の具は米と少々の豆だ。

甘さはあるが、しつこくないし以外にもさらっとしている。

「これおいしい、なんという名前?」とお兄さんに聞くと、

「ライスプディング。」と答えてくれた。

私のつたない英語力ではこのように聞こえたが合っているだろうか…

そうしたらお兄さんがもう1杯あげるよ、というのでサービスでもらってしまった。

 

嬉しいけど、太ってしまう~~

サービスもとても良く、対応が早い。

2階席と言えども常にスタッフは待機しているし、言わなくても水は継ぎ足してくれるしでベトナムのローカル店とは一線を画している店だった。(やっぱり外国人経営の店は違う)

 

2区にも系列店があるそうです。

 

 

 

ベトナムで健康診断を受けてみた!

 

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会社で健康診断を受けろ~と指示が出ていたので、

日系病院で健康診断を受けてきた。(2度目)

 

現地採用で会社負担で健康診断を受けさせてくれる

うちの会社はなかなか優良企業なのかもしれない。

 

私自身他企業の現地採用者と関わる機会がないので、

そういった待遇面でどのような違いがあるのかよくわからない。

現地採用者でも健康診断を受けさせる企業?は多いのだろうか…

 

私はまだ20代ということで、胃カメラ検査はしなかった。

 

 

当日…

前もって送られてきた検便キットの提出を求められたが、

前日も当日も全く出なかったため、後日提出することになった。

 

まず心電図。日本語対応可能なベトナム人看護師が担当だった。

ペタペタと機器をつけられる。

自分のリアルな心音が聞こえてきていつもより余計にドキドキしてしまう。

 

次に眼圧検査。

私はこの眼圧検査が非常に苦手である。

普段コンタクトレンズの定期検診でよくやる検査にもかかわらず、

眼球に風を当てられる恐怖感がすごい。

 

というわけで、気が進まないまま眼球検査へ…ってあ、

椅子がめちゃくちゃ低くて、顎乗せ台と全然比例していない。

しかも、風が出るレンズの位置もおでこの所にある。

 

私「あの、台がすごく高いんですが・・・」

看護師「そですか、ちょと椅子高くしてください。」

私「椅子、高くできません。」

 

レバーが全然動かない。

看護師が近くにあった椅子と交換した。

 

やっと体裁が整い、いざ検査へ。

看護師「目をたくさん開いてくださいネー」

ぐぐぐっと目を見開く。

怖い。早く風を当ててくれ!

 

この待っている体勢が一番つらいのだ。

しかし、この看護師はなかなかスイッチを押してくれない。

標準を合わせるのに手間取っているらしい。

 

ふいに風が当てられ、びくりっと体を震わせ終了。

まごついた右目とは裏腹に、左目はスムーズにできた。

 

 

次に視力検査。

私はド近眼のため、矯正視力での検査だ。

壁に視力検査でおなじみのマーク表が貼ってある。

 

看護師「ハイ、じゃーはじめますね」

そういって指し棒でマークを指していく。

なんだかすごく古めかしいスタイル。

 

聴力検査をさっと終え、身長測定に。

このベトナム人看護師は背が低く140センチ後半と思われた。

私は高身長なので、はたしてきちんと測定ができるのか不安だった。

 

看護師は一生懸命背伸びをして私の身長を測った。

結果は去年から縮みもしなかったし、伸びもしなかった。

 

そして尿検査の採尿コップを渡され、採取することに。

だが、一滴もでない。

朝ご飯は食べてないし、飲み物もあまり飲めてない。

っていうか、尿検査って朝一番の尿が一番いいんじゃなかったっけ。

 

トイレを出てから、ウォーターサーバーがあったので、3杯くらいがぶ飲みした。

 

診察室でカラのコップを持っていくと看護師が尿を持ってきたと勘違いしたのか、

ちょっと苦笑いされながら対応された。

「いえ、出ないので後にします。」と私。

それから検査が終わるたびに逐一尿検査を求められたので、困った。

朝ご飯も食べてないのに、そんなすぐに尿が生成されるわけないだろう。

私も検査が終わる度に水を飲み、もうみずっぱらで苦しい。

 

 

さあ、お待ちかねの採血の時間だ。

これは前にベトナムで入院した際の記事にも書いたが、

この国の医療関係者は採血が下手すぎる。

私の血管が見えにくい体質もあるが、採血では苦労させられっぱなしだ。

 

今まで唯一1発で決まったのは、労働許可証のための健康診断で行なった外資系病院の採血担当者だ。

若い女性のベトナム人だったが、針はすぐに入ったし痛みも全然なかった。

採血担当者らしく、百戦錬磨と言ったところか。

 

 

そんな専門技術者は除いて、ベトナム人看護師たちが私の腕を見てうなっている。

 

両腕の血管を2名の看護師でくまなく探した後、やっと採血できた。

しかし…

看護師「今回はー、ちょとさいけちゅの血が足りなかたから、もいっかい後でーさいけちゅします。」

 

えぇえ・・・激萎えである。

あれだけ、時間かかってやっと刺したと思ったのにまたか・・

 

そしてにっこり笑顔で尿検査を促され、(結局出ずに戻ってきた)

その後、2回目の採血が始まった。

 

片腕は1回目の採血でもう使ってしまったので、今回はもう片方の腕から採血する。

またも2名でくまなく血管さがし。

 

1人が手首(親指側)の血管を触っている。

 

私「そこはすごく痛いと思うので…」

手首は腕よりも感覚がすぐれ、痛みを感じやすいのでできれば避けたい。

 

看護師「そですよネー」

といって今度は手の甲を探し始める。

 

いやいやいや、手の甲って絶対痛いから!確かに血管見えるけど!

 

手の甲も避けてほしいと思っていると、何やら2人で相談している。

1人の看護師が新しい針を持ってきた。

 

成人用の針で採血するのをあきらめ、細い小児用の針で採血することにしたらしい。

 

めでたく腕から採血できた。

針が細いこともあって、痛みも少なく快適だった。

 

(今度から細い針で採血してくださいってお願いしようかな。。。)

 

最後にまた、尿検査を促され、(今度は成功)

残りの項目を終え、無事全ての健康診断が終了した。

 

日本よりはアバウトだなーと思うことが多かった。

中年層は日本で受診する方がより確実だと思うので、そちらを推奨する。

 

去年の健康診断では眼底検査が唯一の再検査項目だった。

日本の眼科に行ってよく見てもらったが、「ただの影ですね、以上ありません。」で何もなく終わった。

あれだけ、失明の可能性があるから再検査した方がいいとベトナム人医師に言われたのに、あっけなかった。

 

若いうちであれば、ベトナムで健康診断を受けるのもありだが、

やっぱり医療水準は日本の方が間違いなく高いので、できる事なら日本の病院できちんとした検査を受けることが

病気の早期発見につながると思う。

お肌つるつる!ベトナムで高品質シェービングが受けられる!銀座マツナガウィンザープラザ店

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こちらの銀座マツナガウィンザープラザ店のエステ部門は担当者が日本の店舗に異動のため、2018年9月10日をもってフェイシャルサービスがなくなるとのことでした!!

カット部門は残りサロンはあるので、カット希望の方は是非!

 

 

私は日本でもよくシェービング施術を受けていたので、ベトナムでもなんと

か受けられないだろうかと美容室ジプシーに陥っていた。

やっぱり産毛を剃るのと剃らないのでは化粧のノリが圧倒的に違う!

私は毛深い方なので、特にそう思うのかもしれないがシェービングの力はすごい。

 

そんな中、銀座マツナガのエステがベトナムでも受けられるという情報を見つけた。

私はもう5回ほどお世話になっているリピーターだ。

ベトナムで低価格で…というと人件費削減のためか、ベトナム人スタッフが担当することが多いのだが、ここでは有資格者の日本人スタッフが施術をしてくれる。

日本より低価格で高品質といういいことずくめだ。

 

場所は5区にあるWindor Plaza hotel。

ローカルの高級ホテルというイメージだ。

茶色っぽい大理石や木製のオブジェがならぶ。

宿伯客は外国人ばかり。

 

ホーチミン市の中心街から少し離れるが、それでも十分行ける距離だ。

私はよく施術を受けた後、前に紹介した台湾料理店Va Thanh(瓦城)で冷凍餃子を買って帰るのが日課だ。

Va Thanh まで徒歩15分だ。Nikko hotelまでだと20分ほどというところか。

 

 

エントランス隣のエレベーターに乗って3F。

ホテルのエステが併設されているらしく、フロアは扉がたくさんあって迷路のようだ。

エステ担当のお姉さん曰く、何パターンか行き方があるらしい…

 

 

奥の個室に案内される。

白を基調とした上品な部屋だ。

個室にトイレやシャワールームがついている。

最初ここはホテルのエステフロアだったらしい。

フロア全体のマップが欲しい。謎が深まる。

 

やっぱり他人に肌を触れてもらうって気持ちがいい。

お肌もつるつるになってリフレッシュ完了!

 

日系美容室でベトナム人担当者にシェービングをしてもらったこともあるけど、

こちらってシェービングクリームを塗らずにプラスチック製のカミソリで、シャリシャリと剃るので、すごく違和感があった。

帰宅してみてみると剃り残し結構あるし…

 

こんな激萎え事案に出会ってから、このお店を見つけた時はほんとに天国のようだった。しかも現在、ホーチミン市でレディースシェービングをしてるのはここだけ!

私は1か月に1回通っています。

撤退してほしくないから、こうやってブログで広めたい。

だけど、めちゃくちゃ人気が出てしまうのもなんだか…

悩ましい。

 

 

しかーし、本当に技術がよくて、こんなに満足できるサービスってあんまりないと思うから、良さを共有したくて今回記事にした。

 

 

予約はfacebookでも可。

私はいつもメッセージでやり取りしてます。

返信もすぐに返ってきて、対応も早い!

前日に土日予約しても断られたことがないので、余裕があるとみる…

翌朝のメイクアップで感動すること間違いなし!

https://ja-jp.facebook.com/GinzaMatsunagaWINDSORPLAZAHOTEL/

 

最近ベトナムナビに掲載されたらしく、施術内容まで詳しく載ってます。

 

水餃子はこちらが絶品!

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

 

マンガ大賞2018受賞作「BEASTARS」がめちゃくちゃ面白かった件

今年のマンガ大賞のニュースが飛び込んできた。

普段から漫画はあまり読まない私だが、詳細を調べてみると面白そうで興味が湧いた。

 

全然動物には興味がない私が、試し読みを読んだだけで嵌ってしまった。

 

まず、設定。

動物世界が舞台となっており、人間は1人も出てこない。

肉食動物と草食動物という相反する関係性を中心として物語が進んでいく。

動物と言っても高度な知能を持ち、言葉も操り二本足で歩行する。

ケモノだけど、人型に近い。

肉を食べることは最大のタブーとなっている。

 

次に人物相関図。

草食動物、肉食動物たちの対立や共存、個々の思惑が交差して、

あれやこれやと考察できるくらい複雑だ。

 

最後に人物描写。

登場キャラクターに事情を抱えた動物が多く、個々の価値観や性格が細部まで練られている。

彼らの背景というか、闇が興味深い。

ネガティブな部分もきちんと描かれている。

表面をなぞるような描写ではなく、本質を捉えて感情に訴えかけられる。

 

以下は作者の技術に関してだが、

絵が上手い。タッチが女性的だなと思っていたら、作者はやはり女性だった。

絵に癖がなく、誰でも突っつきやすい印象だ。

重要な場面での感情描写も上手でリアリティがある。

 

 

私は特に主人公のレゴシというハイイロオオカミの青年が好きだ。

イヌ科最大の肉食獣ということもあって、本人のポテンシャルはかなり高いはずなのに、肉食動物である自分の本能に悩み苦しんでいる。

 

結局、動物の本能は生存と生殖だ。

本能には抗えずにいる。

レゴシは優しくて繊細なオオカミだ。

このような内面とは裏腹に肉食獣であるオオカミに生まれてしまったがために、自分のあり方について悩んでしまうのだ。

まだ17歳という設定だし、オオカミである自分とレゴシである自分と自らのアイデンティティに揺れ動いている。

ハルという草食動物であるウサギに対する思いもこれが狩猟本能なのか愛情なのか悩む描写が続く。

 

動物であるがゆえの本能に対する向き合い方がこの物語では大きな要素となっている。

現実の人間である私たちも本能に抗い続けていないだろうか。

人間の性欲だって本能だ。

女性である私からすると常に「男性はオオカミだ。」と思っている節がある。

これってレゴシとハルの関係に似てないか。

 

高知能を有する私たち人間は物事の分析や決定に知能と理性の力に頼りすぎているように感じる。

人間である以前に哺乳類動物であったはずなのに文明の発展とともに本能の力が非常に弱まってしまった。

 

現代だからこそ、本能を重要なテーマにした本作は人々の心を捉えたのだと思う。

きっとどこかでみんな、このままでよいのだろうかという気持ちがあるんじゃないだろうか。

そして、レゴシの苦悩の先にある成長は私たちにとっての希望にもなりえるのだ。