走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

クリぼっちの過ごし方〜有意義なクリぼっち時間について〜

もう旬は過ぎてしまったが、今年はクリスマスが日曜日だったせいか、街全体が異様な盛り上がりを感じた。

毎年クリスマスは街中が混むらしいが、今回はかなり人が多かったんじゃないだろうか。
街のイルミネーションがとても眩しかった。

ファミリーもカップルもみんな電光の前でパシャパシャ写真を撮っていた。

24日は知り合いに誘われて、アコースティックliveを観に行った。
私はズンズンボンボン大音量で鳴るliveは好きじゃなかったけども、このliveは本当に癒された。

私は演奏者の目の前の席に座ってしまったものだから、みていると視線が重なってしまい、なんだか恥ずかしくて視線を落としてしまった。

モヒートを飲みながら、綺麗な音楽を聴いて感傷に浸る。
東京じゃまず、やっていなかったことだよなぁと思った。

音楽を聴きながら、こんな風に自己表現が出来たらいいなと羨ましく感じた。
絵でも言葉でも音楽でも何でもいい。
少しでも自分の感性を表現して、それを共有するなんてとても幸せなことだ。

このような文字ですら覚束無いのに、自己表現なんて難しいと尻込みしてしまう。

クリスマスはどこもかしこも空気が浮ついていた。
フワフワしていて、暖かくてみんな半袖でだからか、日本のように厚着で肩寄せあって…という光景はまず無かった。

意外に暖かいクリスマスもいいかもしれない。
確かにパートナーもいなければ、クリスマスぼっちだけど、1人でいても皆で手と手を取り合って温かく迎えてくれる雰囲気がこちらにはある。

1人じゃないんだと思える。
こちらの初めてのクリスマスイブは美しい音楽を聴きながら皆で温かく迎えることが出来た。

来年も同じように過ごせたらいいなあ。
私も何か自分のことを表現できたらいいなあ。

感情とか感性とか意志や考え、どうやって伝えたらいいか未だによくわからない。

ベトナムではもっと気楽に、もっと自己開示していくべきだよなーと思いながらモヒートを飲んでいたら夜が更けた。