走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

ベトナム語と闘う~発音が鬼門~

うにゃうにゃうにゃ…私が初めてベトナム語を聞いた時の印象はこうだった。

 

英語が通じるのは3割程度

若い世代は英語が話せる人が多い?

ローカルタクシー、ローカル店ではまず通じない

 

 

この国に住んでいるとまず英語は3割程度しか通じない。

若い世代の人であると英語を使いこなせる人が多いと思う。

また、外国人向けの観光地や有名店で働いているベトナム人は、

外国人慣れしているようで、臆することなくベラベラと英語でやり取りをしている。

 

 

ただ、タクシーだとか、ローカルな店であると英語はまず通じない。

言葉の壁があるから、ぼったくられやすいし誤解を生む。

 

結局外国人は有名店に流れやすい。

有名店なローカル店でない限り、観光客はまず見かけない。

言葉は安心を生む。

日本のどローカルな食堂に英語表記のメニューがないのと同じように、この国のローカル店で外国人対応はなされていないのだ。

 

 

ベトナム語はアルファベットの表記が元になっている。

声調が6つあり、これが日本人にとっての鬼門になっている。

 

 

私自身ベトナム語を勉強して思うのは、声調や発音のリズムが日本語と異なることだ。

例えば日本語の「あ」は「あ」でしかないのに、こちらの声調とは

あーあ、(やっちゃった) ←落胆

あぁ?(聞いてんのか、ゴルァ)←喧嘩を売る

あー、(そっか)←何気ない相槌

あぁ…←ショック

ほぁああ←あくび

えぇ!?←マスオさんの有名なやつ

 

ざっと挙げてみたがこんな音の高低さがある。

日本語にもある程度、音の高低さはあると思うのだが、こちらは高低さが激しく

最初に書いたようにうにゃうにゃうにゃ~と聞こえるのだ。

 

たぶん日本語は、カクカク聞こえるんじゃないかな

ベトナム語を勉強していると日本語にはない音の高低さに四苦八苦している。

 

ベトナム語は難しい、難しいとよく聞くが

この音の高低差の激しさが日本人にとって難しく感じる。

喉の奥から音を出す発音で、喉風邪の時に発音練習をしたら地獄を見た。

こんな発声器官使わんわってところから発音しないと伝わらない。

舌だけでは発音できない。喉を使う言語だ。

 

私はまだ微妙な発音の違いもわからないし、

自分で発音していることと相手が聞き取る言葉は違うしで、もう

うわぁあああとなること多数。

 

筆記でもアルファベット文字の上につける声調記号が覚えにくいったらありゃしない。

声調記号を間違えるだけで違う意味の言葉になってしまうので、たかが点されど点、

細心の注意を払っていかなければならない。

 

それでも私がベトナム語を学びたいと思うのはベトナム語をきちんと話せる日本人が少ないと感じたからだ。

配偶者や彼氏、彼女がベトナム人ですという日本人はベトナム語について圧倒的に慣れている。

 

悔しい。

 

ベトナム人の友達すらいない私(ボッチ)がどうやって太刀打ちすればよいのか

 

今はネットにも溢れている情報や無料の教材、ベトナム語教室で地道に学んでいくしかない。

ベトナム語がベラベラ話せるようになるまでは。