走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

ベトナムで健康診断を受けてみた!

 

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会社で健康診断を受けろ~と指示が出ていたので、

日系病院で健康診断を受けてきた。(2度目)

 

現地採用で会社負担で健康診断を受けさせてくれる

うちの会社はなかなか優良企業なのかもしれない。

 

私自身他企業の現地採用者と関わる機会がないので、

そういった待遇面でどのような違いがあるのかよくわからない。

現地採用者でも健康診断を受けさせる企業?は多いのだろうか…

 

私はまだ20代ということで、胃カメラ検査はしなかった。

 

 

当日…

前もって送られてきた検便キットの提出を求められたが、

前日も当日も全く出なかったため、後日提出することになった。

 

まず心電図。日本語対応可能なベトナム人看護師が担当だった。

ペタペタと機器をつけられる。

自分のリアルな心音が聞こえてきていつもより余計にドキドキしてしまう。

 

次に眼圧検査。

私はこの眼圧検査が非常に苦手である。

普段コンタクトレンズの定期検診でよくやる検査にもかかわらず、

眼球に風を当てられる恐怖感がすごい。

 

というわけで、気が進まないまま眼球検査へ…ってあ、

椅子がめちゃくちゃ低くて、顎乗せ台と全然比例していない。

しかも、風が出るレンズの位置もおでこの所にある。

 

私「あの、台がすごく高いんですが・・・」

看護師「そですか、ちょと椅子高くしてください。」

私「椅子、高くできません。」

 

レバーが全然動かない。

看護師が近くにあった椅子と交換した。

 

やっと体裁が整い、いざ検査へ。

看護師「目をたくさん開いてくださいネー」

ぐぐぐっと目を見開く。

怖い。早く風を当ててくれ!

 

この待っている体勢が一番つらいのだ。

しかし、この看護師はなかなかスイッチを押してくれない。

標準を合わせるのに手間取っているらしい。

 

ふいに風が当てられ、びくりっと体を震わせ終了。

まごついた右目とは裏腹に、左目はスムーズにできた。

 

 

次に視力検査。

私はド近眼のため、矯正視力での検査だ。

壁に視力検査でおなじみのマーク表が貼ってある。

 

看護師「ハイ、じゃーはじめますね」

そういって指し棒でマークを指していく。

なんだかすごく古めかしいスタイル。

 

聴力検査をさっと終え、身長測定に。

このベトナム人看護師は背が低く140センチ後半と思われた。

私は高身長なので、はたしてきちんと測定ができるのか不安だった。

 

看護師は一生懸命背伸びをして私の身長を測った。

結果は去年から縮みもしなかったし、伸びもしなかった。

 

そして尿検査の採尿コップを渡され、採取することに。

だが、一滴もでない。

朝ご飯は食べてないし、飲み物もあまり飲めてない。

っていうか、尿検査って朝一番の尿が一番いいんじゃなかったっけ。

 

トイレを出てから、ウォーターサーバーがあったので、3杯くらいがぶ飲みした。

 

診察室でカラのコップを持っていくと看護師が尿を持ってきたと勘違いしたのか、

ちょっと苦笑いされながら対応された。

「いえ、出ないので後にします。」と私。

それから検査が終わるたびに逐一尿検査を求められたので、困った。

朝ご飯も食べてないのに、そんなすぐに尿が生成されるわけないだろう。

私も検査が終わる度に水を飲み、もうみずっぱらで苦しい。

 

 

さあ、お待ちかねの採血の時間だ。

これは前にベトナムで入院した際の記事にも書いたが、

この国の医療関係者は採血が下手すぎる。

私の血管が見えにくい体質もあるが、採血では苦労させられっぱなしだ。

 

今まで唯一1発で決まったのは、労働許可証のための健康診断で行なった外資系病院の採血担当者だ。

若い女性のベトナム人だったが、針はすぐに入ったし痛みも全然なかった。

採血担当者らしく、百戦錬磨と言ったところか。

 

 

そんな専門技術者は除いて、ベトナム人看護師たちが私の腕を見てうなっている。

 

両腕の血管を2名の看護師でくまなく探した後、やっと採血できた。

しかし…

看護師「今回はー、ちょとさいけちゅの血が足りなかたから、もいっかい後でーさいけちゅします。」

 

えぇえ・・・激萎えである。

あれだけ、時間かかってやっと刺したと思ったのにまたか・・

 

そしてにっこり笑顔で尿検査を促され、(結局出ずに戻ってきた)

その後、2回目の採血が始まった。

 

片腕は1回目の採血でもう使ってしまったので、今回はもう片方の腕から採血する。

またも2名でくまなく血管さがし。

 

1人が手首(親指側)の血管を触っている。

 

私「そこはすごく痛いと思うので…」

手首は腕よりも感覚がすぐれ、痛みを感じやすいのでできれば避けたい。

 

看護師「そですよネー」

といって今度は手の甲を探し始める。

 

いやいやいや、手の甲って絶対痛いから!確かに血管見えるけど!

 

手の甲も避けてほしいと思っていると、何やら2人で相談している。

1人の看護師が新しい針を持ってきた。

 

成人用の針で採血するのをあきらめ、細い小児用の針で採血することにしたらしい。

 

めでたく腕から採血できた。

針が細いこともあって、痛みも少なく快適だった。

 

(今度から細い針で採血してくださいってお願いしようかな。。。)

 

最後にまた、尿検査を促され、(今度は成功)

残りの項目を終え、無事全ての健康診断が終了した。

 

日本よりはアバウトだなーと思うことが多かった。

中年層は日本で受診する方がより確実だと思うので、そちらを推奨する。

 

去年の健康診断では眼底検査が唯一の再検査項目だった。

日本の眼科に行ってよく見てもらったが、「ただの影ですね、以上ありません。」で何もなく終わった。

あれだけ、失明の可能性があるから再検査した方がいいとベトナム人医師に言われたのに、あっけなかった。

 

若いうちであれば、ベトナムで健康診断を受けるのもありだが、

やっぱり医療水準は日本の方が間違いなく高いので、できる事なら日本の病院できちんとした検査を受けることが

病気の早期発見につながると思う。