走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

ホーチミンから2時間!日帰りでも行けるリゾート「ブンタウ」に行ってきた!

久しぶりにブンタウに行ってみようという話が持ち上がり、

 今回お誘いをもらって週末1泊でブンタウに行くことになりました。

その1泊の旅行記について書いていきます~

 

 

 

・高速船でGO GO!

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実はブンタウは2回目である。1回目はバスで行ったが、今回は高速船で行くことに。

 

ちなみにこの船、2014年に火災を起こしたらしくそこから運航停止になったり、乗り場が変わったりでごちゃごちゃしていたらしい。(火災ってやっべぇぞ!幸いけが人もなかったらしい)

現在はGreenlinesDP社とPasific Express社が運航を開始している。

 

今回私が乗った船はGreenlinesDP社の高速船だ。

GreenlinesDP社はWeb予約できるらしく、知り合いが往復チケットを取ってくれた。

HPも英訳版があってとても見やすい。

片道料金は200,000VND~250,000VND(大人)

日によって、途中のCan Gioに寄る便もあったりで料金が異なっている。

下の画像は予約画面。席も自由に選択できる。

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船内はきれいで、まだ新しい船のようだった。壁際の席はコンセントも常設されていて充電ができた。

乗船してすぐに350mlボトルのミネラルウォーターが配られるのがありがたい。

船内では映像モニターが設置されていて、ドッキリ番組が常時流されていた。音は出ていないものの映像だけで理解できるので、結構面白くて声出して笑っていた人も多数。

乗客はベトナム人がほとんど欧米人がちらほらといった割合だった。私たち以外日本人はいなかった。

家族連れで乳幼児を連れている家族が乗船していた。だから、子供が通路をうろちょろ。雰囲気も明るくて良かった。

私の周りには変な乗客とかいなかった。

2時間ほどかけてブンタウへ。川を下って海に出たあたりで激しく船が揺れた。船酔いする人は注意である。

 

【2018.4.10 追伸】

Vietjoニュースから、この高速船が水中のなんらかの物体と衝突して浸水したという情報がありました。

この船便は火災したり浸水したりと安全性がまだ保障されていません。

幸いなことに乗客の怪我人は出ていませんが…

www.viet-jo.com

 

 

・ブンタウはベトナムの熱海?

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ブンタウって私からすると寂れているのか、盛り上がっているのかよくわからない所だ。

レストランだったであろう廃墟もちらほらあり、建物なんかもちょっと古めかしくて錆びついた感じ。

反対に優雅に過ごせそうなカフェも結構あるし、お金持ちの別荘らしい大きなプール付の一戸建てがばんばか建っている。

 

ベトナムの熱海とはよく言ったものだと思う。

夜になると明かりが灯り、街が明るくなったように思える。

 

今回はビーチに行かなかったが、バックビーチとフロントビーチがある。

ブンタウ自体が海に囲まれた半島の先にあり、移動も主に海岸沿いを走るので、どこに行っても海が見える。

しかし、海の水はあんまり綺麗ではない…。

 

 

・シーフードがおいしいレストラン「Ganh Hao」

 

夕食はGanh Hoaで!

ここはブンタウで一番評判の良いローカルレストランとのこと。

メニューは残念ながら全部ベトナム語。

だから、食べたいものを探すのがほんとに骨の折れる作業だった。

 

このレストランは海岸沿いにあるからか横に長い。そして、広い。

たぶん300~400席くらいありそうだ。

どの席からも海が一望できる屋外型レストランである。

お値段は普通のローカルレストランよりも若干高いかなという程度。

シーフードメニューが豊富で、特に貝類はいろんな種類があった。

私は貝類はあまり得意じゃないので、焼き牡蠣だけ食べたが、

身も新鮮できちんと調理されている印象だった。

 

サービスもよく、満席近く客が入っていたが注文は間違いなく来たし、

蚊が多くて刺されるというと、蚊取り線香を席の下に設置してくれた。

 

さらによくわからない貝類メニューについて尋ねると、調理前の貝を持ってきて見せてくれたり、貝類メニューがありすぎて違いが判らずおススメを聞くとしっかり答えれくれたりと、普通のローカルレストランに比べサービスの質が非常に高かった。

今回主に注文対応をしてくれた女性スタッフはとても親身に対応してくれた。

 

広い店内だが、スタッフは均等に配置されており、黒服を着た男性たちがトランシーバーで連絡を取り合っていた。

スタッフたちにも名札バッチが付けられているのも驚いた。

普通のローカルレストランだとまずスタッフごとにバッチが付けられていることはないので、やはりここはワンランク上のローカルレストランなんだなと実感した。

 

 

 

・2軒目バーは「Cask Bar」で。

 

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二軒目へGo!ということで急遽見つけた「Cask Bar」

他のローカルバーと比べて、店内のBGMボリュームも主張しすぎず良い感じ。

ローカルバーに行ってよく思うのは、音量がうるっさい。

ベトナム人以外の外国人だったらまずウザいくらいにうるさいと感じると思う。

 

この店は欧米風のバーなだけあって、欧米人客がほとんどだった。

テラス席と店内席があり、テラス席は4テーブル、店内は4テーブルとカウンター、さらに大きなテーブルフットボールも置いてあって広々していた。

 

クラフトビールのメニューが多く、クラフトビール好きにはいいかもしれない。

店内も落ち着いているので、しっぽり語り合うのにもってこいのバーだ。

 

 

・水深1.8m!? 恐怖のホテル付プール

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翌日、ホテルプールで泳ぐことに。

いや~泳ぐのなんて何年ぶりだろうか。

っていうか競泳みたいな半袖半ズボンの水着しか持っていない私。

水質とか色々大丈夫か?と心配しながらも1時間ほど泳いだ。

 

驚いたのはこのプール、奥のエリアの水深が1.8mだということ。

日本だったら普通に足が着いて立てるプールが当たり前だが、

いくら高身長の私でも水深の深さに恐怖した。

しかも、浮き輪もない監視員もいない…

 

これもし一人で泳いで溺れたら助からないタイプのプールやん。

 

エリアの周りにはぐるっと手すりが付けられているのも納得。

 

休日ということもあってベトナム人ファミリーの子供たちが浅瀬エリアで泳いでいた。

この深いエリアでも小学生くらいの子供たちがばしゃばしゃ飛び込んでいた。

日本だったらアウトだよなぁ…でもここはベトナムだし。

 

ベトナムでは一般的な公立学校では水泳教育はされておらず、泳げないベトナム人の方が圧倒的に多いんだとか。

ベトナムでの水溺死率も他国と比べて10倍も高くなっているという。

上の世代には水泳教育というのは全然なかったんじゃないだろうか。

このホテルに宿泊しているということはある程度富裕層の人たちで、子供たちは水泳教育を受けているのかもしれないが、大人たちは日向にいるだけでプールには全然入ってこなかったなぁと納得。

お母さん世代のベトナム人たちは水が怖いのかもしれない。

 

 

・レジャーに動物に仏像まで!? 「Ho May Park」

 

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帰るまであと2時間ほどあるということでロープウェイで上がり、Ho May Parkに行くことに。

一言でいうとなんでもありなテーマパーク。

スリリングなアトラクションから動物や自然との触れ合い、さらに仏像(人工物)まである。

 

船乗り場隣にあるロープウェイ乗り場へ。

ロープウェイはまだ新しかったが風で煽られて揺れ、怖かった。

しかも、眼下には住宅街が広がり、もし落下したら助かりそうにない。

ベトナムでこういう乗り物に乗るのはすごく怖い。

安全性に絶対っていうことがないのはわかっているけど、普段のベトナム人の適当さを知っているだけにとんでもない事故が起きるんじゃないかとヒヤヒヤする。

 

このワイヤーロープの耐久性は大丈夫かとか、このゴンドラだってどれくらいの頻度で整備されているんだろうかとそういうことばかりが心配になってしまう。

私の性分が繊細すぎるのもあるが、知り合いは全然平気でむしろわくわくするという。

こういうところで面白いと思える楽天思考は海外生活では重要であると思う。

曰く、そんなの気にしてたら何にも乗れないよ~らしい。

なお、チケット料金は往復ロープウェイとアトラクション代込で300,000VND(大人)

全部込み込みでこの値段って相当安く感じる。

 

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園内では何個かアトラクションに乗ったが、

特にこのボブスレーみたいな乗り物が面白かった。

レバーが両端についていて自分で上げ下げしてスピードを調整できる。

レバーを引かなければブレーキが効いていないので猛スピードで下り落ちる。

 

私はやっぱり怖いので、所々レバーを引きながら進んだ。

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また、このジップラインという乗り物が目玉なようで、

ワイヤーを自身と固定された滑車で滑り降りるというアトラクションだ。

受付で一筆書かされた後、係員に滑車と固定するための装具をつけられる。

私ワンピースで来て大失敗した。

太ももにも装具が付けられ、ワンピースがずり上がる。

最低でもショートパンツは穿いた状態でやることをお勧めする。

そして、サンダルだったために靴も装具取り付け場にあったので、履き替えた。

これは自主的に危険を感じたから履き替えたのであって、係員からは何も指示されなかった。

たぶん、この一筆書かされるというのは何をやっても自己責任になるということだ。

だからスタッフは全然干渉してこない。

ちょっとぶっきらぼうで冷たく感じる。

もう少しレジャー施設だし、愛想あってもいいんじゃないの。

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いざ順番になると高さがあって怖い。

そしてパンツ見えるんじゃないかってそっちの方がより気になる。

滑車と自分を繋ぐ太いロープを掴めとスタッフにジェスチャーで指示された。

 

滑り下りるのはいいが、終点で勢いがついたまま、緩衝材に当たって止まるのが一番恐怖だった。

特に私はデカいので、このベトナム人仕様のジップラインに乗ってヒョロヒョロなベトナム人男性スタッフに支えられるのは心もとない。

終わってみるとあっという間だった。

気が張っていたせいかぐったり疲れた。

 

帰りは来た通りにロープウェイに乗って、隣の船乗り場で高速船に乗船。

疲れがあったのか眠くて眠ろうとしたが、席の角度が急すぎて首が痛くなる。

首のクッションがあるといくらか快適なかもしれない。

 

ホーチミンシティ在住者も旅行者も行きやすいし、エンターテイメントもそれなりにある街なので、1泊くらい旅程に取り入れるのもありである。

 

ホーチミン市内は意外と何にもないんだよね…

市内観光もいいけど、充実感はブンタウの方が高いと思う。(物価も市内より安い。)

 

 

 

ブンタウ1回目の日記はこちら

 

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com