海外就職までの道のり①~情報収集から内定ゲットまで~
ここでは今まで私が実際に海外就職に至るまでの過程を紹介します。
海外就職してみたいけど、何から始めたらいいか分からない!という方々へ参考になれば幸いです。
東南アジア就職を目指していたので、東南アジアに関する情報になります(特にベトナム)。
私はそれまで東南アジアに行ったことがなかったし、興味も全然なかったです。
海外就職をすることをカミングアウトした時も、
友人たちには「今まで東南アジアのとの字もあなたから聞いたことなかったよ!?」と驚かれました。
むしろ、東南アジアがどこにあるのかすらわかりませんでした。
そんな状態から私の海外就職への道のりがスタートしたのです。
セミナーに参加してみよう
ツテもコネも何にもない。
周りには東南アジアに行ったことがある人さえいませんでした。
全くの0ベースからのスタートです。
とにかく情報を集めることにしました。
すると…出るわ出るわ。
へぇ、、結構熱いんだ。。というのが私の印象(2016年6月時点)
この時情報収集としてありとあらゆるコメントや相談、ブログなどを読み漁りました。
ネットには怖いことに、
海外就職に行ったって職歴にならない とか
治安がヤバい とか
英語力がなきゃ無理 だとか
もうめちゃくちゃに書かれています。
信憑性もよくわかりません!! 誰が書いているんだが…特に知○袋とか
私もこういう意見を見ていて怖かったです。
あーやっぱり評価されないんだとか、英語出来ないといけないじゃん無理ぽと
どんどん自信がなくなって不安ばかり募りました。
が、、、この人たちって本当に海外就職した人たちなのか???
こんな不確実な情報に踊らされていいんか、私。
日本から出ていくなと言わんばかりのネガティブな意見に引っ張られそうになりました。
この人たちって私の人生に責任持ってくれませんよね。
結局、私の人生は私のものだから、どうなったって責任は私にかかってくるよね。
じゃー関係ないじゃん。
ということで、出所がよくわからない情報は無視することにしました。
確実な情報を得るためには、実際に経験した人の話を聞きたいと思いました。
ネットで、
「海外就職 セミナー」と検索すると、、、
結構開催されているんですね。
無料海外就職説明会とか転職エージェントでも開催されていました。
こういうのはよく転職エージェントが主催していて、
エージェントも商売ですから無料で人を集めて求人紹介して無事転職できたら紹介料、という流れになるのでしょう。
言葉巧みにうまいこと言って来たり、
もしくは難しいとお断りされたり(紹介にたる人材ではないと暗に言っている)、
めげそうでしたが、最終的には親身に考えてくれる担当者さんに会えたことが幸運でした。
とにかくここは行動あるのみです。
実際に候補国へ行ってみよう
国にこだわりがなく就労条件で探していたり、もう既に行ったことあるよーという人たちにはこの部分は必要ないかもしれません。
私みたいに実際に行って自分の目で確かめたいという人は周遊就活旅行がおすすめです。
日本で信頼できる転職エージェントを見つけ出せたら、今度は実際にその国に行って、その国のエージェントに会いたいので紹介してくれませんか?
と聞くと快く紹介してくれます。
各国を拠点に人材紹介会社は存在しており、主にスカイプやメールでやり取りするのですが、やっぱり対面で面接するに越したことがありません。
エージェントだって変な人材を紹介したくないでしょうから、実際に会った方が人となりが分かってミスマッチングが減るということです。
なので、対面でお話しすることは双方においてメリットがあります。
また、私はエージェントに頼んで実際に海外で働いている人を紹介してもらい、お話を聞くことが出来ました。
何だかちょっとしたOB訪問みたいでした(何の繋がりもなかったのにほんとによくしてくださいました)。
私はこの周遊旅行を両親には伝えることが出来ず、国内旅行してくるわーということにしました(ちょっと怪しまれた)。
いざ転職活動開始!
私の候補地はタイ、ベトナム、インドネシアでしたが、
ベトナム就職に絞り込み、活動を始めました。
履歴書と職務経歴書を作成し、転職エージェントに送ります。
そして私の条件に合った求人募集をしている採用担当者に送付し、書類選考開始です。
この辺りはサクサク進みました。
ドキドキの面接
書類選考から3~5日ほどで、面接したいという企業がちらほら出てきました。
ここからスカイプでの面接が始まります。
タイの企業なんかは最終面接は実際に来てほしいとよく言われることがあるそうです。
怒涛の2週間を面接の嵐で乗り切りました。
やっぱりよく聞かれたのは、
どうして海外就職しようと思ったか? でした。
あと親御さんの了承はもらっていますか?もよく聞かれましたね。
これについては後述します。
内定ゲット!
怒涛の面接を経て、2週間後には内定をゲットしました。
最終的にはここから1ヵ月半後に渡航することになるのですが、
海外就職はスピード感がめちゃめちゃ早いです。
平均1か月くらいで内定が決まる人が多いらしいですが、
中には条件が合わなかったりして長期戦に突入する人も居ます。
さらになんらかの事情によりオファーレターが発行される前に取り消しされた、なんてこともあります。
なので、正式なオファーレターが発行されるまでは気が抜けませんが、
オファーレターが発行されたら2週間から1か月後には渡航になります。
ここで問題なのが、
親へのカミングアウトです。
特に20代の初海外就職の女性なんかは反対されることが多いらしく、
土壇場で内定辞退ということもあるそうです。
でも、オファーレターが発行された後に内定辞退はエージェントと採用した会社で金銭のやり取りが発生しているため、マナー違反となります。
なので、オファーレターが発行される前に蹴りをつけるか、
オファーレターが発行された後に強行手段でいくかになります。
私は反対されようがなんだろうが行くつもりだったので、
渡航1週間前まで黙っていました。
まずは電話で母親に伝えました。
母は驚きながらも、反対はせずひたすら心配していました。
ベトナム戦争のイメージが強いらしく、治安の心配をされました。
私は両親とは離れて暮らしていたので、直接会って話をすることに。
母は前もって父に話をしてくれていたようでした。
で、ベトナム行くんだって??
という唐突な質問から始まりました。
そうだよー。と簡単に答える私。
へーえ大丈夫?どんな会社?
怒るわけでも大げさに心配するわけでもない普通の反応。
一通り説明すると、ふーんじゃー頑張ってね!と両親は眠たそうに寝室に戻って行きました。
えーーーーこれだけかい!!
実はこの両親からの反応をとても気にしていたのでした。
予想だと修羅場も覚悟していたのに拍子抜けするくらいの塩対応。
これはこれでもにょるなぁ…
私の場合はこのように全く予想外の塩対応でした。
日頃から親に頼ることが少なかったことと、何でも自分でできると思われているようで、
普段の親からの信頼性によって反対されるかどうかは変わってくるようです。
うちの両親に限っては幼少期から色々チャレンジさせてくれた方だったため、
挑戦や新しいことに抵抗が少ないことが良かったのかもしれません。
家庭によっては猛反対を受けて渡航断念に至ったという話も聞きましたし、
実際にセミナーで知り合った方にも断念された方がいらっしゃいました。
でも、私がツラかったのは友人から反対をされることでした。
全然信じてもらえないし、夢見がちのように思われてそれが悲しかったです。
とにかく絶対1年は絶対に頑張るぞという心意気で渡航しました。
次回についてはこちら ※只今執筆中
海外就職への道のり②~渡航後1か月の過ごし方と初期投資費用について~