【ベトナム英語】ベトナムでの英語に関するあれこれ【マジ分からん】
ベトナム人が話す英語について、あれこれ思うことがあったので記事としてまとめます。
ベトナムで英語は通じるか?
結論から書きますと、ほとんど通じません。
可能性としては、全体の3割くらいの割合で通じます。
ただ若いベトナム人は英語が通じる確率が高いです。
コンビニや飲食店に行くとたまに英語を話すベトナム人スタッフがいます。
ホーチミン市内では英語が話せるベトナム人も多いです。
タクシーの運転手で英語が話せる運転手は超レアです。
外国人慣れしている運転手はいますが、やはりベトナム語対応ですね…
しかし、ちょっとローカルな地域に足を踏み入れると全然です。
ベトナム語しか聞こえてきません。
ベトナム人は何度も聞き返すともういいという顔をしてベトナム語を話さなくなります。
聞き返したとしてもゆっくりはっきり発音したり簡単な文法に言い直すという発想はなく、ただそのまま言葉を繰り返し言うだけです。
しかも、発音には妥協がないのできちんとベトナム語を発音しないと全然理解してもらえません。
英語は今や世界中の人種民族に話者がいるので多少母国語に影響される訛りがあったとしても欧米人は理解しようとしてくれますが、
ベトナム人たちは外国人が話すベトナム語というものに慣れておらず少し毛の生えたレベルで会話しようとしても全く会話になりません。
ここがちょっと違うかなーと思います。
こちらとしては頑張って発音しているつもりですが、全然汲み取ってもらえないのでベトナム語に挫折しやすい原因の一つかと思います。
ネイティブレベルの発音を求められてもそれはさすがに…と思うので理解しようとする姿勢は示して欲しいです。
彼らにとって外国人が話すベトナム語は全くの想定外です。
ベトナム人の英語は狂ってる!
どういうことかというと例えば「Peal Plaza」という建物があります(実在します)
私がここでGrabを呼びましたが、「パールプラザ」と発音しても全く通じませんでした…
ベトナム人に「Peal Plaza」は何と発音するのか聞いてみたところ「ボー プ・ラ・ザ」というらしいです。
どう聞いても「パール」は「ボー」にしか聞こえません。
もしくは「ポール」と言っているのかもしれませんが、「ボー」と言っているように聞こえます。
「プ・ラ・ザ」の部分は機械のように「プ・ラ・ザ」と発音した方が良いです。
間違っても「プラァザァ」のように英語っぽく発音すると全然理解してもらえません。
聞いたように「ボー プ・ラ・ザ」と発音してみるとあら不思議、ちゃんと認識されるようになりました。
また、仕事でベトナム人スタッフ「ダッター」と言われ、何事かと思ったら「データ」でした…
さらに「ジャパン」は「ザポン」。
「ユーチューブ」は「ユーチュプ」または人によっては「ユートビー」というらしいです。
有名な台湾の電子機器メーカー、ASUS(エースース)もベトナムでは「アソース」と言わないと伝わりません。
英語も日本語もペラペラなベトナム人に聞いてみると、
「うん、ベトナム英語は狂ってるよーww」とのこと。
彼女を含めて稀にめちゃくちゃ綺麗な英語を話すベトナム人もいますが、
ベトナム語訛りの英語はさすがに勘弁してくれよ~と思うこともしばしばです。
日本語の外来語も狂ってる!
しかーし、日本語も負けてはいません。
ベトナム人の通訳に日本語の「パン」はなんで「パン」なの?「ブレッド」と言わないの?
と聞かれ、言葉に詰まりました。
調べてみると「パン」ってポルトガル語源なんですね!
さらに「コップ」は「カップ」とは違うの?と聞かれ…むむむむむ
こちらもポルトガル語源ということが判明しました。
説明するとマジかよ、というような顔をされました。
日本語を勉強する際に出てくる外来語は悩みの種だそうです。
特に外来語のカタカナ表記は難しいようで「コンビニエンスストア」が「コンビニエンストーア」じゃダメ?
と聞かれて困りました。
英語をカタカナ表記に直すのは至難の業のようです。
日本語学習者からしてみれば、これは勘弁してくれよ~と思われても仕方ないですね。