やっぱベトナム来たらマッサージでしょ~Spa Garally〜
唐突だが、マッサージが好きである。
それもオイルマッサージが好きだ。
オイルの香りと体の奥底まで刺激してくれるような感じがしていい。(大体施術はほとんど裸に近いし)
そんなわけで、日本より物価の安いベトナムでマッサージを受けるとなると、日本よりはるかに安く済ませることができる!
やはりリンパマッサージやオイルマッサージが好きで、しかも60分ほどやってもらいたい。
日本でこの希望を叶えようと思うと大体¥6000〜7000。高い所で1万円はいってしまう。
たかい。
この値段だとしてもマッサージが微妙な時もあって、そんな時はあぁ…さよなら5千円札…などとモヤモヤした気持ちで支払う。
60分で一気に飲み会何回分が飛ぶんだろうかと考えてしまう。
ちょっと至福の時間を金で買っただけで、一瞬で金がなくなる。
支払い金額相応のマッサージが受けられれば至福を感じとても満足だが、セラピストの技術や相性によって途端に損した気分にもなり得る。
安くて、かつ満足度の高いマッサージが受けたい。
ベトナムだったら、それが可能になる???
調べてみると日本の半分〜3分の2くらいの値段で相応のコースのマッサージが受けられるようだ。
私は歓喜した。
マッサージ好きの私なので、ホーチミンのマッサージ界隈を貪欲に体験していこうではないか。
本当に気になる店はたくさんあるのだが、今回思いつきで行ったこの店がとても良かったので紹介したくなった。
また、ネットで調べても体験談がなかったので書きたくなった。(本音)
今回体験したのは、Spa Gallery というマッサージ店。
あとで店員に聞くと、8ヵ月前にオープンしたばかりの店だという。(2016年4月頃)
私はどうやってこの店を見つけたかというと、トリップアドバイザーからだった。
トリップアドバイザーのホーチミン、スパカテゴリーで上位はよく聞いたことがある有名店が占めていた。
確かに5段階評価の平均としてはわるくないのだが、
有名店は口コミの数が多いだけ低評価も多かった。
しかし、この店は低評価がほぼ無くほとんど高評価の口コミしかなかった。
圧倒的に平均点が高かったが、新しい店のせいか口コミが少ないことと知名度が高くないせいで、ランキングにひっそりと存在していた。
さくらかと疑ったが、値段が安かったのでダメージも少ないだろうということで予約。
最初はリンクされていたホームページの予約フォームから予約したが、いつまで経っても返事が来ないため、電話した。
予約フォームから送ったはずの予約は届いていなかったらしい。
ホームページは存在しているが、あまり機能していないようだ。
電話は流暢な英語を話す予約担当者だった。
当初希望していた時間に予約は取る事は出来なかった。
若干モヤモヤしながら、店に向かう。
日本人街レタントンからタイバンルンの1つ横の薄暗い通りに店は存在した。
2軒隣ほどにMy Spa?とかいうランキングで見たような店も発見。
日本人街にとても近いのでこれは行きやすい。
アオザイを着た受付担当2人が店の前に立っていて、迎えてくれた。
どうやら店の外で待機しているようだ。
二人とも眼鏡をかけ、大人しそうで真面目な印象。
受付の2人は英語がペラペラだった。
普通のベトナム人じゃわからないような下手な発音と単語を並べたレベルの会話でも充分汲み取ってくれた。
メニューを渡され見てみると、英語版、韓国版、日本語版がある。
ホームページのメニューよりも値段が安くなっている?ならば、予約よりもグレードアップして、マッサージを受けようと思い、変更。
時間はそのまま60分のボディマッサージで使用するオイルをTHANHオイルというブランドの高級なものにした。
THANHというのはタイのブランドらしい。
二種類の匂いからすきなものを選んだ。
奥の階段から上の部屋に案内される。
着替えてとしか言われず、ベットを見てみると小さいバッグとマッサージ用の上下服が置いてあった。
マッサージ用の服しか来てない状態で待っていたら、上はいらないらしい。
仰向けから始まって、肩甲骨や首筋辺りを解される。
私は肩甲骨辺りのマッサージがとても好きなので、セラピストの手付きから結構いい感じかも…と期待を抱いていた。
結果、ホットストーンマッサージも加わり、またタイ古式マッサージのようなストレッチもされて大満足だった。
セラピストは手を使うだけでなく、肘や膝も使って刺激された。
今回のセラピストはツボがわかっているようで、ジャストポイントで刺激されるのがとても良かった。
終了後に名前を聞いた。
マッサージはセラピストの技術はもちろんだが、相性も大事だと思うので、気に入ったらなるべく名前を聞くようにしている。
そして、次回は自分の合うセラピストを指名できるようにしておく。その方が効率的だし、満足感を得やすい。
ホーチミンもマッサージ店にはシャワーが併設されているところが多く、水圧が強く、シャワーの出がよいし、空間も広々しているのでなるべく使って、帰ったらそのまま寝られるようにしている。
だが、今回ここのお店は水圧が弱く、水量も少なかった。
手持ちシャワーと固定シャワーと蛇口の3点が付いているのはよかった。
固定シャワーからの水量が1番多く感じた。
また、手持ちシャワーは水圧の種類が3段階に変えられた。
シャンプーとシャワージェル、タオル完備。
アメニティとして、使い捨て歯ブラシやくし、綿棒、ドライヤー、フェイスクリーム(THANHブランドのもので試供品のようだ)があった。
シャワーから上がると、受付から紙札を渡され、5つほどの箱に入れるように言われた。評価箱らしい。
それぞれ excellentやgoodなど書いてある。
この方式は良いと思った。
私はまだ、ホーチミンでセラピストを評価する制度を見た事がなかったので感心した。
終わった後は温かいハーブティーをポットで入れてくれる。飲みながら会計。
見渡すと絵画が至るところに飾られており、販売もしているらしい。
小物がハイセンスでダサくないところがいい。
店員に尋ねると、セラピストは4人しか在籍していないらしい。
そりゃ予約も取りにくいよなぁ…
また来客は日本人と韓国人が多いそうだ。
受付まわりをみていると、
スクラブやクリーム、アロマオイルなど物販も豊富である。
結構商品のことを聞いて、試して、結局買わなかった自分はただのめんどくさい客だった。
そんな私にも笑顔でかつ、流暢な英語で対応してくれるこの店の受付のサービス精神に感激した。
何だか気分が良くて、また戻ってくるわァ!なんて、柄にも無いことを言ってしまったので、この店には今後もお世話になるであろう。
総評として、人に勧めたくない店である。
これは、人気店になってしまっては困るという意味だ。私の利己的な考えで、人が多くなると予約が取りにくくなり、穴場的な良質店が一気に有名店に駆け上がってしまうのが寂しいからだ。
なお、顔見知りにはあまり言いたくない。
自分がリラックスしている場所で顔を合わせるのは気まずいからだ。
でも、何だか寂しくも頑張って欲しいという気持ちもあって、顔も何もわからないネットに情報を流すことにした。
以上、主観だけのマッサージ評論でした。
お正月感はまるでなし(ホーチミンの正月はただのお祭りだった。)
年越しはこちらで知り合った方々と過ごすことができた。
こちらの年越しは、日本のような厳かに過ごす雰囲気が感じられなかった。
いつもは花火が上がるようだが、今年は首相が節制を命じたので、花火が中止になってしまった。
そのせいでいくらか盛り上がりに欠けたかもしれない。
ホーチミン1区の一番の大通り、ドンコイ通りやグエンフエ通りでは特設ステージが設営され、煌びやかな出し物で溢れていた。
グエンフエ通りは欧米人が多いと感じた。
ステージもクラブ系の音楽が流れ、少しイケイケな空気を感じた。
ドンコイ通り、オペラハウス前のステージはテレビ局やメディアが後ろでこぞって中継していた。
こちらは伝統的な舞やベトナムで有名な歌手などが数多く出ていたようで、グエンフエよりはベトナムらしさがあるステージだった。
ただ、大トリが韓国の謎なアイドルグループだったり、観客ギリギリの位置で花火を飛ばすのにビックリした。
日本では防災やら何やらで即アウトな演出だったと思う。
でも、ハチャメチャだからこそ、エキサイティングな年越しカウントダウンステージだった。
年明け直後は女性DJがステージの中央で音楽を操っていた。画面は無機質で近未来的な画像が流れ、ハイビジョンレベルで画質がキレイだった。
音楽はハウスクラブ系だったが、DJが女性ということもあってか私でもノリやすい音楽だった。
私はクラブ的なウェーイというノリはとても苦手だが、皆少々体でリズムを取るか、手拍子くらいの盛り上がりだったので馴染みやすかった。
街の中心地は夕方辺りから交通規制があったようだ。
30分ほど音楽が流れたあとにステージは終了。
終わったら、すぐに解散するベトナム人らしく、イベント終了直後は道が混んでいた。
日本人はイベントが終わった後は人の流れに乗って、ノロノロと移動する感じだが、ベトナム人は終わったらパッと人がすぐに散る。
終わった直後の行動が早くてビックリした。
あまりイベントの余韻のようなものには浸らないらしい。
今年の年末年始は土日が含まれていたが、それ以外は普通に30日まで仕事をし、年明け3日から仕事始めだった。
私のこちらの年越しイメージは大規模な花火大会?のようだった。店も街も通常通りである。
日本のように明らかに閑散とした雰囲気はなく、むしろ祭り前の浮き立った雰囲気を感じた。
花火がなかったのは残念だったが、ステージは楽しかったし、画像も綺麗だったので来年も観てみたいと思った。
日本で準備しなければならない書類と手続き~労働許可証取得のためのステップ②~
①に続いて、各機関でかかった費用や時間をまとめる。
まず初めに公証役場について。
公証役場では認証の仕方もいろんな種類がある。
【公証役場】
ワンストップサービス 一通¥5500
認証の方法にも種類があるようで
まず直接文書に認証をするにはかなり手間がかかる。
私の場合、在籍証明書に直接認証しようと思ったら、
・会社の登記簿謄本
・署名した上司の肩書きを証明するもの
・法人代表者の印鑑証明書
などが必要といわれて、絶対無理だと思った。
この直接認証というのは
文書に記載されている署名が間違いなく、その本人の署名であることを公証人が証明することである。
非常に難しいので、宣誓認証というものを受けることにした。
宣誓認証とは公証人の面前で私文書に記載された内容が真実であることを宣誓した事実の認証である。
私文書の内容に対して真実性や正確性を担保しようとするものだ。
直接認証とは異なって、宣誓した事実を認証するものらしい。
この方法は自分が宣誓書に署名をすればオッケーだ。
最初私は、会社の現地人担当者から直接認証をすることを求められていたが、不可能に近かったのでこの宣誓認証を受けた。
各役場の忙しさによるが、即日発行可能だった。
私は30分くらいで終わった。
【外務省】
公証無料
申請してから翌日受け取り(土日祝除く)。
直接受け取れない場合は郵送で受け取る。(日本国内のみ。所要日数2~3日後)
外務省は東京本庁と大阪分室しかないため、遠方の場合は郵送請求。(日本国内のみ。所要日数約10~14日間)
【ベトナム大使館・領事館】
公証 一通¥5000
翻訳 一通¥5000
ここでは、無犯罪証明書、大学卒業証明書、在籍証明書の全てを公証した。
私は公証のみで、翻訳は必要ないと会社の担当に言われたのでしなかった。
翻訳して公証する場合は、日本語原文と翻訳文の2通とみなされ、さらに公証料金がかかるので注意だ。
東京、大阪、名古屋、福岡、北海道に存在
HPを見ると、郵送請求もできるようだが。。。
東京にある駐日大使館では即日発行可能だった。
しかし待っている人が大量にいて、時間がかかりそうだったので私は翌日に受け取った。
大使館や領事館はHPを見てもわからないことだらけである。
電話も鳴りっぱなしで対応していないようだった。
ここについては直接行くしかないと思った。
転職回数にもよると思うが、在籍証明書(退職証明書)を公証することが一番金がかかる。
これら全て公証すると普通でも2万くらいはかかると思う。
最後に各書類の注意事項と雑感
無犯罪証明書:警視庁に直接出向いて取得した。指紋を取られる。いつにできあがるという受取書をもらえる。親切だった。
大学卒業証明書:最初は英文の証明書を取得したらサインのみで印鑑がなく、公証出来ずに日本語の卒業証明書を取り直した。二度手間だ。
どの書類でも印鑑がないと公証できないため、英文書類はサインのみの所が多いらしいので注意が必要だ。
在籍証明書:どのような仕事に従事していたかを判断されるため、職務内容の明記が必要だ。
代行業者などあるかもしれないが、難しいことではないので自分でも十分手続きができる。
日本国内で自分でこのような手続きができなかったとしたら、さらに海外では言葉も制度も違うため海外で暮らすことは難しいのではないかと思う。
手間や労力はかかるが粛々と進めていくしかなかった。
私は資金が少なかったため、このような万単位の出費は結構痛手だった。
穴場な出費なので、もし海外就職を考えていたら留意すべき事項である。
日本で準備しなければならない書類と手続き~労働許可証取得のためのステップ①~
今回はベトナム国内で取得すべき最初のステップである労働許可証を取得するために
日本国内で準備する書類についての記事を書く。
私はこの労働許可証を取得するまでに日本国内での書類集めに奔走させられた。
これも私(現地採用)のケースなので、この限りではないいろんな方法がある。
あくまで、私が経験した実体験を述べる。
日本国内で発行した私文書や公文書を海外でも有効にするには文書の公証が必要だ。
このことについても私は全然知らなかった…しかも結構金がかかるなんて。
だーれも教えてくれないものだから、資金にも影響した。
またいろんな機関へ出向いて公証したので、交通費や労力も結構かかった。
本当に大変だった。。。
何も考えないでいると、意外な出費になってビックリするので、ここでも情報として参考になればと思う。
これらの情報も私が調査してまとめたものである。
私の自己解釈がだいぶ含まれているので、不明点があれば各機関へ個別に問い合わせてほしい。
労働許可証に必要な日本で集めた書類
① 無犯罪証明書
② 大学卒業証明書
③ 在籍証明書(退職証明書)
これらを集めたのちに文書を各機関で公証する。
~日本と制度の異なる外国で文書を提出するための公証ステップ~
1、公証役場で公証人による認証。
2、その公証人が所属する法務局長から証明を受け、公印を得る。
3、外務省で法務局長の公印を認証し公印を得る。
4、ベトナム駐日大使館で日本の外務省の認証の証明をしてもらう。
1,2,3のステップについては、東京、神奈川、大阪の公証役場では
ワンストップサービスというものがあり、公証役場で一気に事を進められる。
これらのステップは私文書か公文書かで、公証を受ける範囲が違う。
【公文書】
公の機関(官公署)が作成する文書。法律、通達、免許証、登記台帳、住民基本台帳、納税通知書など。
無犯罪証明書、大学卒業証明書がここにあてはまる。
公文書の場合は3の外務省と4の駐日大使館での公証でオッケーだ。
※大学卒業証明書について私は、私文書だと思っていたため私文書の方法で公証した。
後日、外務省で聞いてみると私立も国立も外務省で取り扱えるという。損した。
【私文書】
私文書は個人同士で作成される文書。契約書、請求書、領収書、私信(手紙)など。
在籍証明書(退職証明書)がここに当てはまる。
1~4すべてのステップにおいて公証を受けなければならない。
こんな感じで結構面倒くさい。
公証役場
外務省
駐日ベトナム大使館
これらの機関を行き来しなければなかった。
電車賃が…あとは、東京の駐日ベトナム大使館が駅から意外に遠かったこと。
坂の上にあって息が切れた。ヒールで行くのはやめた方がいい。
長くなってしまったので、②へつづく
ベトナムで取得しなければならないビザや労働許可証について〜法的に安心して就労するために〜
今回は私がベトナムへ就労する際に必要だった書類や手続きについて記事を書く。
この記事について私はずっと温めていた。
ただベトナムで働きたいと言っても、必ず法的な手続きは発生するが、それがどういう過程を経て何が必要なのか
誰も教えてくれなかった。
これは私のケース(現地採用、ホーチミン)の話であって、万人に当てはまる事例ではないことは了承してほしい。
ベトナムの法律は日々変わり、人によっても解釈が変わり、曖昧な部分が多すぎる。
本当に海外で働きたいけど、どういう手続きが必要なのかさっぱりわからないという人に参考になれば嬉しい。
これらの情報は私が会社の担当現地人に聞いた話やネットで調べた話を私自身が理解し解釈した情報になる。
素人がまとめた情報なので、軽い参考程度に読んでほしい。
ベトナムで働くため最終的にベトナム取得する書類
① 労働許可証>>各地域の労働省
② 就労ビザ>>駐日ベトナム領事館、ベトナム公安入国管理局
③ テンポラリーレジデンスカード>>各地域の入国管理局
① 労働許可証
外国人に対してベトナムでの就労を許可する証明書。
1社で働くにつき1証明書が必要。ベトナム国内での自由就労を認めるわけではない。
私はいろんなセミナーで、「これないと不法就労になるよー。」とよく言われた書類である。
ベトナムで就労を考えている人には例外を除いて、ほぼ確実に必要な証明書になると思う。
② 就労ビザ
ベトナムでの入国・滞在を許可する証明書。
③ テンポラリーレジデンスカード
ベトナムでの入国・滞在を許可する証明書。
ただし、就労ビザを発給許可する機関とはまた別の機関で申請する。
取得ステップとしては
労働許可証
↓
就労ビザ(発給に労働許可証が必要)
↓
テンポラリーレジデンスカード(発給に労働許可証、就労ビザが必要)
※すべて期限は2年間。
ベトナムで滞在するには最終的にテンポラリーレジデンスカードを取得するのが望ましいらしい。
私は全て揃えるのに2ヵ月かかった。
ただ、就労ビザとテンポラリーレジデンスカードの違いが私はよくわからなかった。
今でもまだ、もやもやしている。
調べても明確な違いはないように思える。
分かっていることは
・発給機関が違う。またチェックする機関も違うため、法整備の未熟さから各機関の連携がなされていない。
・まずベトナムへ渡航するときに商用ビザ(DN)を取得(有効期間3か月)。そこから就労ビザ(LD)へ切り替える。
(商用ビザの招聘人と労働許可証の申請人が同一の場合のみ対応可)
以下の記事でさらに詳しく説明しているので参照してみてほしい。
クリぼっちの過ごし方〜有意義なクリぼっち時間について〜
毎年クリスマスは街中が混むらしいが、今回はかなり人が多かったんじゃないだろうか。
街のイルミネーションがとても眩しかった。
ファミリーもカップルもみんな電光の前でパシャパシャ写真を撮っていた。
24日は知り合いに誘われて、アコースティックliveを観に行った。
私はズンズンボンボン大音量で鳴るliveは好きじゃなかったけども、このliveは本当に癒された。
私は演奏者の目の前の席に座ってしまったものだから、みていると視線が重なってしまい、なんだか恥ずかしくて視線を落としてしまった。
モヒートを飲みながら、綺麗な音楽を聴いて感傷に浸る。
東京じゃまず、やっていなかったことだよなぁと思った。
音楽を聴きながら、こんな風に自己表現が出来たらいいなと羨ましく感じた。
絵でも言葉でも音楽でも何でもいい。
少しでも自分の感性を表現して、それを共有するなんてとても幸せなことだ。
このような文字ですら覚束無いのに、自己表現なんて難しいと尻込みしてしまう。
クリスマスはどこもかしこも空気が浮ついていた。
フワフワしていて、暖かくてみんな半袖でだからか、日本のように厚着で肩寄せあって…という光景はまず無かった。
意外に暖かいクリスマスもいいかもしれない。
確かにパートナーもいなければ、クリスマスぼっちだけど、1人でいても皆で手と手を取り合って温かく迎えてくれる雰囲気がこちらにはある。
1人じゃないんだと思える。
こちらの初めてのクリスマスイブは美しい音楽を聴きながら皆で温かく迎えることが出来た。
来年も同じように過ごせたらいいなあ。
私も何か自分のことを表現できたらいいなあ。
感情とか感性とか意志や考え、どうやって伝えたらいいか未だによくわからない。
ベトナムではもっと気楽に、もっと自己開示していくべきだよなーと思いながらモヒートを飲んでいたら夜が更けた。
ベトナムの交通事情〜バイクテクニックは半端ない〜
ベトナムはご存知の通りバイクが多い。
鰯の大群のようだ。
私が1番最初に来た時の印象はバイクが多すぎてうるさいし、ここには絶対住めないと思った。
今はそんなベトナムの交通事情にも慣れてきたので、この記事を書く。
ベトナム人はみーんなバイクで移動するので、ほとんど歩かない。
そのためか痩せてはいるが、筋肉がなく、年を取るにつれて足腰がダメになっていくらしい。
確かに細いのにお腹だけポヨンと太っている人も多く見られる。
道には突然歩行者が現れたり、急ブレーキや急激な車線変更も日常茶飯事だ。
交通量も多いので、あまりスピードは出せないらしくだいたい時速30〜40kmくらいで走っている印象。
皆、止まれるくらいのスピードで走っているようだ。(たまにかっ飛ばしてくるバイクもいるが)
交差点は阿吽の呼吸で、バイクは他のバイクとタイミングを合わせて集団で突っ切っていく。
いつも車から、よくタイミングがわかるものだなぁと感心する。
大型バスや乗用車は優先で、よくバイクを追い越す時にクラクションを鳴らす。
どけよ、という意味もあるのかもしれないが、追い越すぞ、と自分の存在を示すためにクラクションを鳴らしているように見える。
しょっちゅうクラクションを鳴らすので、最初は気が短いのかと思ったが文化らしい。
確かに気が短いということも含まれるが、日本でいう危険を示すような使い方とは少し違う意味合いでクラクションは使われているようだ。
現在ホーチミンには電車と地下鉄を建設中で、交通手段はタクシーかバイクしかない。
タクシーはビナサンタクシーかマイリンタクシーが大手なので比較的乗りやすく安全と言われている。
ただホーチミンに関しては、個人タクシーはほとんど見かけなくなった。メーター付きが当たり前になりつつあるので、料金交渉などする必要はほぼないと言える。
最近、意外に交通費がかかると思うようになった。
だいたい初乗り12000VND(約¥60)くらいで3km移動しただけで42000VND(約¥210)になるのでびっくりである。
また、運転手は地図が壊滅的に読めない人が多い。というよりも地図が読める人が珍しい。
住所を見せる方が正確だ。なんでも、通りの名前で場所を把握しているらしい。
ただ、運転手によってはとんでもなく遠回りをされることもあるので、乗車中もgooglemapで確認必須だ。
私の自宅は分かりづらい所にあるらしく、二つの主要通りに挟まれた場所にある。
住所がそのうちの一つの通りを示しているのだが、それが自宅から遠い主要通りの名前が含まれているために、地図上じゃ全然違うのに住所だけで判断されてとんでもなく遠回りされることが多々ある。
分かりづらい場所に行く時はあらかじめわかりやすい目印の建物(銀行、チェーン店、有名サービスアパートメントなど)を決めてから運転手に伝えるのも有りだと思う。ただし、少し歩く事は覚悟の上である。この方法は運転手もわかりやすいらしく、最短距離で目的地まで行ってくれることが多い。
ベトナムのタクシーの運転手は分かってないのに、わかったふりをしてOKOKなどと言ってくるので要注意だ。分かっていない時の走行はスピードも遅いし、何だか不安定だ。逆にわかっている時はとても軽快に走る。
さらに、建物名だけを告げていくのはやめた方がいい。
同じ名前の建物が数件ある場合があり、運転手との認識の違いから全く別の同じ名前の物件につれて行かれそうになって、エラい金がかかったことがある。
最近はもうベトナムのタクシーの信用出来なささにuberを使うようにしている。
アプリで最初に目的地を設定してから車を呼ぶので、無駄に遠回りされてイラつくということは減った。しかし、uberのネックは車を依頼すると運転手から電話がかかってきて、「今どこにいる?」なんて聞かれたりする。ベトナム語しかしゃべれない運転手だったりするといくら話しても通じないので、私がいる場所まで来られなかったりとても時間がかかる時がある。
それでも全体的に運転手のレベルは街のタクシーよりも高めだと思う。英語が分かる運転手も多い気がする。
私は交通手段にはほとんどタクシーを使うようにしている。
理由は、バイクは何だかんだで怖いからだ。
会社の現地人のバイクの後ろに乗せてもらったことがあるが何せ急発進、急停車が多い。そして、道もうまく舗装されておらずテコボコが多い。
長距離は厳しいと思った。5km以内の距離ならばまだ体勢が保てるかもしれない。
こちらは数年前からヘルメット着用が義務になったらしい。2人乗りの場合も同様だ。
しかし、ヘルメットの強度はほぼないだろう。
みんなただ被っているだけだ。叩くとコンコンというくらいの、薄いヘルメットだ。
もし転倒した時に、頭が守られるとは到底思えない。
バイクはバイク同士の距離感も近いし、大型車も乗用車もバンバン横から抜かしていくので、恐怖を感じた。さらに排気ガスやホコリもすごい。日焼けもしやすそうだ。現地人ですらマスクや日焼け対策で長袖を着込む女性が多い。
ベトナムではバイクを所有した方が格段に移動範囲は広がるし、便利だ。
歩道はベトナム人がほとんど歩かないためか、大体バイク駐車で邪魔で歩けないか、道がデコボコなのできちんと下を見て注意しないとけつまずきそうだ。
私はベトナムのバイクテクニックには付いていけないだろうし、他のバイクと阿吽の呼吸で交差点を渡れるような操作能力はないと思われるので、バイクを運転しようとは思わない。
ただ、月々の交通費をどうにか解決出来ないかと頭を悩ませている。
電車がホーチミン市内に開通すればもっと便利になるかなーなどと、淡い期待を抱いている。
2020年頃に完成予定らしいが、どうなることやら…
オリンピックイヤー、私はベトナムにいるのだろうか。
そして、何を思ってどんな行動をしているのだろうか。