走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

硬水と闘う~ちゅるんちゅるんの髪を手に入れるため~

ベトナムに来て、気になったことがある。

 

それは、

 

 

洗っても洗っても髪&体がかゆい!!

 

 

おまけに髪の毛がごわっごわである。

 

日本にいた時ってこんなに髪が固かったっけ?

それくらいにこの国の水質は悪い。

 

聞くところによると、ベトナムの水質汚染がひどく、

家庭用として水を届けるまでにたくさんの塩素が使われているかららしい。

 

それだけ塩素を入れなければ、生活用水としても使えないということだ。

また、目には見えない不純物が多く含まれており、それらが毛穴に詰まりかゆみを感じるという。

 

ベトナムの水は例えると小学校のプール帰りのような感じだ。

乾くと髪がガサガサして、かゆい感じがする。

 

 

とにかく髪の毛に関しては深刻な問題だ。

元々くせ毛な私はさらに髪が広がって大変なことになる。

さらにどれだけ洗っても頭皮がかゆみを感じてつらかった。

 

 

髪の毛のごわつきやかゆみにとても悩んでいたところ、

知人が塩素除去シャワーヘッドに替えたら、髪の毛が柔らかくなったとおすすめしてくれたので、

すぐに教えてもらった連絡先に連絡してみた。

 

 

私は平日は働いているので休みの土曜日に取り付けに来てもらうことにした。

バイクで来てくださって、取り付けはものの5分ほど。

シャワーヘッドとホースの間をくるくると回し、緩めると簡単にシャワーヘッドが取れた。

 

そして、新しいシャワーヘッドをくるくるとはめ込んでいく。

水漏れもなく、無事に付け替え完了。

 

 

 

シャワーヘッドの中身を見てみると、ふむ…案外、中の構造は単純…?

 

 

 

お値段は203万ドン(10150)

水道水と切り替えができるタイプとできないタイプがある。

私は切り替えがないタイプを購入した。

 

 

このフィルターが塩素を除去してくれるらしい。

私は一人暮らしなので、毎日使っても1年くらいはもつようだ。

ちなみに替えのフィルターは110万ドン(5500)ということだ。

 

 

早速使ってみた。

 

 

 

 

おぉ!!!

水が柔らかく感じる!

口に水を含んでみる。クリアである。

歯磨きのゆすぎくらいならば、私は水道水を使ってしまうが、いつもほんの少しすっぱいような味がする。

本当に微量な味だが、日本の水道水よりも臭みを感じる。

このシャワーヘッドを通した後の水はその臭みがなくなったように思う。

 

さらに、

 

シャンプーが泡立ちやすい!!!!!

手のひら一杯に使っても泡立たなかったのに。

 

そして、シャワー上がりに髪を乾かすと…

髪が柔らかい! ありえないほどのゴワゴワからは卒業した。

 

一番の悩みだった髪と体のかゆみは…

 

かゆくない!翌日もかゆみが全くないではないか。

 

水道水では洗っても洗ってもかゆかったが、塩素除去シャワーヘッドのおかげでQOLが向上した。

 

 

ベトナムに来て何だかかゆい、髪の毛がごわつくという方は是非お試しを!

 

今度はさらにツヤツヤの髪の毛を目指すぞー

 

 

シャワーヘッドについて

タブチベトナム

http://www.fact-link.com.vn/mem_profile.php?id=00002345&page=00003053&lang=jp

 

 

あれ…このサイトから買った方が安かったかしら

シャワーヘッド

 

https://vn.agatajapan.com/0015-0021-vn-00003.html

 

 

 

 

 

ベトナム語と闘う~発音が鬼門~

うにゃうにゃうにゃ…私が初めてベトナム語を聞いた時の印象はこうだった。

 

英語が通じるのは3割程度

若い世代は英語が話せる人が多い?

ローカルタクシー、ローカル店ではまず通じない

 

 

この国に住んでいるとまず英語は3割程度しか通じない。

若い世代の人であると英語を使いこなせる人が多いと思う。

また、外国人向けの観光地や有名店で働いているベトナム人は、

外国人慣れしているようで、臆することなくベラベラと英語でやり取りをしている。

 

 

ただ、タクシーだとか、ローカルな店であると英語はまず通じない。

言葉の壁があるから、ぼったくられやすいし誤解を生む。

 

結局外国人は有名店に流れやすい。

有名店なローカル店でない限り、観光客はまず見かけない。

言葉は安心を生む。

日本のどローカルな食堂に英語表記のメニューがないのと同じように、この国のローカル店で外国人対応はなされていないのだ。

 

 

ベトナム語はアルファベットの表記が元になっている。

声調が6つあり、これが日本人にとっての鬼門になっている。

 

 

私自身ベトナム語を勉強して思うのは、声調や発音のリズムが日本語と異なることだ。

例えば日本語の「あ」は「あ」でしかないのに、こちらの声調とは

あーあ、(やっちゃった) ←落胆

あぁ?(聞いてんのか、ゴルァ)←喧嘩を売る

あー、(そっか)←何気ない相槌

あぁ…←ショック

ほぁああ←あくび

えぇ!?←マスオさんの有名なやつ

 

ざっと挙げてみたがこんな音の高低さがある。

日本語にもある程度、音の高低さはあると思うのだが、こちらは高低さが激しく

最初に書いたようにうにゃうにゃうにゃ~と聞こえるのだ。

 

たぶん日本語は、カクカク聞こえるんじゃないかな

ベトナム語を勉強していると日本語にはない音の高低さに四苦八苦している。

 

ベトナム語は難しい、難しいとよく聞くが

この音の高低差の激しさが日本人にとって難しく感じる。

喉の奥から音を出す発音で、喉風邪の時に発音練習をしたら地獄を見た。

こんな発声器官使わんわってところから発音しないと伝わらない。

舌だけでは発音できない。喉を使う言語だ。

 

私はまだ微妙な発音の違いもわからないし、

自分で発音していることと相手が聞き取る言葉は違うしで、もう

うわぁあああとなること多数。

 

筆記でもアルファベット文字の上につける声調記号が覚えにくいったらありゃしない。

声調記号を間違えるだけで違う意味の言葉になってしまうので、たかが点されど点、

細心の注意を払っていかなければならない。

 

それでも私がベトナム語を学びたいと思うのはベトナム語をきちんと話せる日本人が少ないと感じたからだ。

配偶者や彼氏、彼女がベトナム人ですという日本人はベトナム語について圧倒的に慣れている。

 

悔しい。

 

ベトナム人の友達すらいない私(ボッチ)がどうやって太刀打ちすればよいのか

 

今はネットにも溢れている情報や無料の教材、ベトナム語教室で地道に学んでいくしかない。

ベトナム語がベラベラ話せるようになるまでは。

 

 

ベトナム人の性質 ~ベトナム人の働き方~


 

こちらにきて思うことは、本当に日本人の仕事の仕方はきめ細やかで配慮されつくしている。

ただ、何が正しいというわけではなくて日本の労働文化では当たり前にやってきたことを

こちらで教え込むというのは相当大変なことで、それができてこなかったから

今うちの会社は非常に苦労している。

 

 

ここでベトナム人と働いてきた感想をつらつら書きます。

かなりの主観です。※うちの会社のことなのでベトナムの全ての労働環境がこうというわけではありません。

正直言うと、うちの会社はひどい方だと思います。

なお、主に南部についてです。

 

 

 

ベトナム人の労働観

 

・とにかく家族が大事

本当に家族のつながりが強い!家族が一番大事だし、

家族のために働いている人が多い。

結婚しても親や親族など3世帯くらいで暮らすらしい。

 

・契約書文化で業務個別化

契約書を見てみるとこれでもかというくらいに細かく給料規定がされている。

仕事に関してもそうだ。

この国では普通に「これは私の仕事ではありません。」がまかり通る。

それは契約書にないからだ。契約書にないことをやっても給料が上がるわけではないことをわかっているので、彼らは決められた業務しかしない。

 

・女性の方が勤勉?

カカア天下の国、ベトナム

働き者は女性の方が多い。

男性はどちらかというとヒモっぽい人が多い。

街中で上半身裸でカフェしてるのは男性陣ばかり。

個人事業主が多いからかもしれないけど、お気楽だなーと思う。

(もちろんそうでない人もいる。)

 

ベトナム人の働き方について

不得意部分

・仕事に対する責任感は低め傾向

出来るところまでできればいいやーという印象。

終業時間になったら、瞬く間にオフィスから人が消える。

仕事か家族かというと間違いなく家族を取る。

ただ責任感が強い人もいるし、そういう人たちはグングン出世している。

 

 

・行き当たりばったりな考え方

例えば、冷蔵庫を買いました。

大きすぎて所定の位置に入りきりませんでした。さらに消費電力が大きすぎて家の電力供給量に影響が出ます。

しょうがない交換してまた新しい冷蔵庫を入れよう!…などという日本人からするとなんでそんなことしちゃったの?というような計画性の無さ。(なぜ事前にサイズを測らなかった?スペックも調べなかった?)

特に中期、長期的な視点で物事を見るのは苦手みたい。

日本人なら、こういうスペックでこれくらいのサイズで、どこで買ったら安いとか事前調査をする人が多い。

でも、この国ではそんなものはなくて、ドーンと試してみてダメなら変えようという考え方らしい。

 

仕事でもいきなり「明日テレビ局の取材が○時にくるので、社長のインタビューいいですか??」と広報担当者が突然聞きに来た。

さすがに困惑というか、明日社長は不在だぞ…なんでそうなった、という部長の呆れ顔。

こんな感じで日々いろんな問題が発生している。

 

 

報連相が未熟

上記の話に関連して、まず前もって報告するというのは計画性の無さから概念にないようだ。

また、ミスしてしまったことは問題が大きくなる前に早急に連絡しなければならないが、問題が大きくなってから事がバレたりする。

そしてあまり自分の手の内を見せたがらない傾向があり(自分の手柄にしたいから)、相談もしない。

部長クラスに意思決定の伺いには来るが、自分が取り扱っている業務についてはあまり他人に教えたがらない

なので、業務の抱え込みが激しい。

 

 

・シングルタスクでの処理

マルチタスクで色んな業務を取り扱うのは苦手らしく、この業務をやったらこれ、

これが終わったらあれ、というような一つ一つの業務を全て終了させてから次に進むという処理の仕方をする。

日本人にとっては何だかむずがゆく感じる。

 

 

コンプライアンスが未熟

法律や企業倫理を遵守するという意識が低く、賄賂や不正行為が横行している。

これはもはや文化と呼べるもので、たぶんどの会社も頭を抱えている問題だと思う。

本当にベトナム人はお金が大好きだ。

コンプライアンスについていかに意識させ、向上させるかが今後の課題だ。

 

・変化を嫌う

これは性質なのか、新しいことは嫌って守りに入ろうとすることが多い。

余計な仕事はしたくないというか…あまり頭を使いたくないんじゃないかと感じる。

ルーチンワークは非常に得意なのに、もったいない。

 

 

・結果の帳尻合わせはうまい

彼らにとってプロセスは重要じゃないらしく、付け焼刃でも最後は解決したんだからいいじゃない、

というような少々強引な結果を出してくる。

終わりよければすべてよしみたいな。

そりゃそうだけど、次回からはどうするの?と聞くけど回答はなし。

きちんとしたプロセスを踏んで応用して仕事するという考え方までには至っていない。

 

 

・企画に対する突っ込みを想定できない

例えば今度からこの規定をこう変えます、承認くださいと部長に承認を求めに行く。

すると、そこでチェックが入り様々な事項について回答できなければいけない。

しかし、その事前準備がすっぽり抜けているため、その場で関係者と相談するという始末。

なかなか結論にたどり着かない…と部長が嘆いている。

 

機械的に処理しようとする

配慮というのは苦手らしく、どんな仕事でも画一的にこなそうとする。

仕事をする上で、大事なポイントは多々あると思うのだが全て無視して同じ処理をしてしまうので、

あとで問題発生となる。

例えば、○○さんからこのメールを展開してくださいと連絡が来ました。

だから連絡を流しました。以上

ということで何も考えずにそのままメールを展開する。

(いきなりそのままメールを転送するだけで目的や背景が全く伝わらない)

言われるがままに情報を流してしまい、

後に情報が展開されている人、されていない人、そして内容の説明不足があり大混乱に。

その分、仕事は早い。

 

 

得意部分

・連続する仕事に対する速さと正確さ

ベトナム人の性質の一つは超高性能なロボットという印象だ。

だから連続動作については滅法強い。

早いし、正確である。

特に女の人の機械的な動作の強さには目を見張るものがある。

 

・言われたことは完璧にできる

全部逐一細かく指示したことに対して、完璧にこなせる。

それ以外のことは全くしないけど。

 

・利益不利益を瞬時に判断

基本的に自分の損になるようなことはしない。

楽したいと考える人が多いので、ある意味賢いんじゃないだろうか。

 

スキルアップなど向上心がある

社内で○○研修の知らせを通知すると瞬く間に希望者が殺到する。

何かを学びたいという知的好奇心が旺盛だ。

ただ、会社で安く学べるからという安易な理由で希望してくる者もいるので、

必ず条件を付けている(研修を受ける代わりに○期間は必ずこの会社で働かなければならない、など。)

 

・融通が利く

法や何かに縛られていないせいか、予定外のことでもすんなり意外とやってくれたりする。

規定はあっても都合のいいように解釈を変えてしまってるんじゃないかと思ってしまうこともしばしば…

 

・手先が器用

何でも直すし、細かいことに対して超器用。

うちの会社の保全部も壊れたらすぐ直してくれる。

日本だと見積もりが~とか業者は来週だ~とか回りくどいけど、

業者もすぐ来てちょろちょろっといじるだけで終了。

上記の融通が利くというのもあるが、自力で何かを修正していくという力はとても強い。

 

 

やはり日本人の感覚からしてみると全然違う発想や考え方、処理をする。

日本的な働き方をしてきた人たちにとっては思うようにマネジメントができず、非常に苦労するしストレスがたまると思う。

去年10月末厚生労働省外国人労働者国籍別データから、日本で働く外国人労働者ベトナム人は中国人に次いで2番目に多い。

今後も技能実習生などで日本に在留するベトナム人は増加すると推測している。

 

この国で働くことによって少しでもベトナムという国を理解できればと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナムに来た理由

本当によくよく聞かれる理由の一つだ。

いつもは若いうちに外に出てみたかったんですぅなんて言ってごまかしている。

 

 

真の理由は…

生きていく理由がなかった。(もっと能動的に生きたい)

日本の労働価値観をどうしても受け入れられなかった。

満員電車に耐え切れなかった。

 

以上です。

 

首都圏はどこに行っても、人人人

人疲れしてしまって、どうにもならない。

げっそりした顔をしたサラリーマンたち。

あんな陰鬱な雰囲気を醸しながら働くって…?

そんなの生きてるに入らない。

そんな風に働きたくない。

あぁ、働きたくない、

 

 

やりたいことなんて何もなかった。

いや、表面的にはカウンセラーになりたい~なんて思っていた。

でも、怖かった。

人と接するのが怖かった。

ましてや精神疾患を抱えたクライアントや

そうでなくても悩みを抱えたクライアントを自分が受け止めきれないと思った。

そこに責任や精神的な強さが必要だし他者との境界があいまいで

人間を怖がっている自分には無理だと感じた

また、私は未だに自分の問題に折り合いをつけられていない。

 

 

空虚である。

心は空虚なのに、物はあふれていて日本は快適だ。

サービスは過剰なほどだし、自分で考えなくてもただ呼吸をしていれば飢え死にすることはない

何のために生きているのかわからなくなった。

呼吸だけ出来ていればって、屍と同じだ。

 

もっと生きている実感が欲しい。

 

無職

彼氏なし

経歴なし

あーあ

 

8畳畳の上で大の字になる。

ぼぅっと上を見上げたら、電灯がジリジリ鳴っている。

このままなーんにもなく死ぬのかなぁ、

近くにコンビニはあるし、駅も近くて街にも出やすいし、安心して大の字になれるほど快適な部屋に居られる。

 

三重苦を打開するには環境を変えるしかない。

日本の労働観が受け入れられないというのなら、日本から離れるしかない。

 

そんなわけで行動した結果が現在だ。

 

でもでもだってをいうなら行動してほしい。

行動してだめなら、しょうがないけど

何にもしないで不満だけ述べるのはただの駄々っ子である。

 

何から始めればいいか分からないという人には

まずは海外就職でネットサーフィンすれば、先人たちの情報が集められる。

 

このブログでもどのように海外就職に至ったかは伝えていきたい。

 

ただ、私は間違っても海外サイコーうぇ~い!などというつもりはないし、

このブログには嘘つきたくないから、思ったことをそのまま書いていきたい。

こんなやつもいるんだなぁと参考になれば嬉しい。

ベトナムで働くということ

ベトナムで働いていると、日々寝耳に水のような出来事が多い。

突然現れては突拍子の無いことを聞いてきたりする。

各部長の出張の内容についてどこで何を食べたかと経理に聞かれても、

出張した本人でないので、そこまで把握できていない。

なぜ、本人に聞かないのか…いつもモヤッとした気分になる。

 

報連相は日本の労働文化では基本中の基本だが、私の職場では未だに徹底されていない。

 

フォーマットが何の連絡もなしに変えられていたり、

業務において問題が発生していたことを連絡しなかったり。

 

気付いた時には問題が雪だるま式に発展していて頭を抱えている。

 

よく直属の上司である部長は、先生をしているような感覚に陥るという。

うちの部長が面倒見がいいというのもあるが…

基本的なことができていないので、毎日根気よく教えている。

 

どうして私の職場がこのような状態に陥っているかというと、

これまでそのような教育をされてこなかったからだ。

現地人に教えてこなかった。

日本人が全部こなしてしまったので、彼らは指示待ち人間と化してしまった。

 

大体の出向者は日本の本社から現地の法人に出向辞令が出て任期付きで派遣される。

私の会社も何度も人が入れ替わり、様々な日本人がやってきたことだろう。

今回私が入社した時、ちょうど任期の入替時期で出向者がほぼ変わった。

社長も変わって、現社長はこのままの社風ではいけないという。

今まで誰も手をつけてこなかったところにメスを入れようとしている。

 

私は現社長と直属の上司である部長が好きだ。仕事のする上での価値観の差異というものが出てくると思うが、社長と部長の指示や方法におかしいと思ったことはない。

社長の構想を実現させたいと思うし、部長のことも信頼していてこの人なら部下としてついていきたいと思える。

 

 

業務としては戸惑うことが多いけれど、ここまでやってこれたのは社長と部長のおかげだ。

日本で精神的に死んでいた私に生きる活力を与えてくれた。

だから、私がこの会社を辞める時は二人がいなくなった時だと思う。

彼らがいなくなる時、私は自分の進退について真剣に考え始めるだろう。

それまでは日々の業務をこなしていくしかない。

 

 

感情表現が苦手


感情表現が苦手である。

あんまり表情が変わらないなら、言葉で示すしかない。

そうだとしても…

 

最近困っている。

最近でなくとも困っている。

 

少なくとも恋愛関係において必要な、感情的なやり取りというものが苦手である。

そのせいで、何考えているか分からないとか、本当に好きなのかわからない、どう思ってるのとかせまられて、怖くなって言えなくて…せまられての繰り返し。

 

たぶん、これは幼い頃から自分の感情を受け止められた経験が少ないせいだろう。

ラインもメールも苦手で何度も文を書き直してはあれじゃない、これじゃない、これを言ったら傷つけるんじゃないか、これを言ったら嫌われるんじゃないかと文章表現を考えるだけで消耗してしまう。

 

だからと言って口でいうのもなんと言葉に出していいのか、口をパクパクさせるだけである。

パクパクしているのは、頭の中で混乱している証拠だ。

これを言ったらどうなるんだろう、でも言わなかったらもっと怒られる。

あれを言ったらどうだろう、結局怒らせて傷つけられちゃうのかな

体はフリーズしながら、頭は必死で考えている。

 

みんな手を広げて、おいでという。大丈夫だよいってごらんと言ってくる。

しかしそれは罠なんじゃないか、そうやって言って私を捕獲してズタズタに引き裂くんではないかと。

飛び込んだら最後、私は、私の精神は殺されてしまう。

 

並々ならぬ恐怖を感じ、最後の選択は黙っておくという行動を取る

何もしなければ、0の状態のまま。言って傷つけ、傷つけられるくらいなら何も言わない方がマシだと。

人から見るとただ黙っているように見えて、イラつくようだ。頭の中は混乱中なのに。

その時は急かさないでほしい。本当に言っても良いものか、そして言うならなんと言葉を紡げばいいのか必死で考えているのだ。

イライラして怒鳴ったりするのは言語道断。その瞬間に頭に危険信号が灯り、この人には何を言っても受けてもらえないんだ、言ってはいけないんだという指令が下る。

本当に私の思いを受け止めてくれるの?一種の試し行動なのかもしれない。

それだけ怖いのだ。怖くて訳が分からなくて本当は受け止めてほしくて。

 

私には未だに叶っていないこと。落ち着いて、話を聞いて。

ただ、それだけなのにどうしてこんなにも苦しいのか。

 

私は愛されたがりのワガママなのか。

私が我慢して他が良くなれば、それでいい。

でも、そうしていたらよくわからないと言われるし、結局どうしたらよいか分からないまま。

 

自信を持つこと。

それに尽きるのかもしれない。

自信をつけるためには人と接していくしかない。

たとえ傷つけられたとしても癒せるのは人しかいないから。

 

 

 

 

 

 

 

ベトナムの大気汚染

咳が止まらない。

先週頭から喉風邪、鼻水、咳と移行している。

痰が絡んだ、湿った咳が出る。

一度出ると止まらないので、厄介だ。

この国の大気汚染はひどい。

まずは砂ほこりがすごい。

歩いて風が吹いていると目に砂がすぐに入る。

また、空気が悪い。

湿度が高く、淀んだ空気が常にまとわりついているような感じがする。

部屋の中も湿度が高く、革製品はすぐにカビてしまう。

茶色い革製ベルトが真っ青になっていた時には気持ち悪くて、速攻捨ててしまった。

日本に帰ると空気が澄んでいることに感激する。

心置きなく息を深く深呼吸できることが嬉しい。

あぁ、部屋の中に早く空気清浄器が欲しいなぁ…

4万円近くするので、今の私はその金すらも惜しい。

余裕ができたら、真っ先に空気清浄器を買おう。

効果はあるのだろうか。

電気代はやっぱりかかってくるんだろうな。