走って転んで立ち上がって

寂しさの紛らわし

海外就職までの道のり①~情報収集から内定ゲットまで~

ここでは今まで私が実際に海外就職に至るまでの過程を紹介します。

 

海外就職してみたいけど、何から始めたらいいか分からない!という方々へ参考になれば幸いです。

東南アジア就職を目指していたので、東南アジアに関する情報になります(特にベトナム)。

 

私はそれまで東南アジアに行ったことがなかったし、興味も全然なかったです。

海外就職をすることをカミングアウトした時も、

友人たちには「今まで東南アジアのとの字もあなたから聞いたことなかったよ!?」と驚かれました。

 

むしろ、東南アジアがどこにあるのかすらわかりませんでした。

そんな状態から私の海外就職への道のりがスタートしたのです。

 

 

 

 

セミナーに参加してみよう

 

ツテもコネも何にもない。

周りには東南アジアに行ったことがある人さえいませんでした。

全くの0ベースからのスタートです。

とにかく情報を集めることにしました。

 

 

すると…出るわ出るわ。

 

へぇ、、結構熱いんだ。。というのが私の印象(2016年6月時点)

 

この時情報収集としてありとあらゆるコメントや相談、ブログなどを読み漁りました。

 

ネットには怖いことに、

 

海外就職に行ったって職歴にならない とか

 

治安がヤバい  とか

 

英語力がなきゃ無理 だとか

 

もうめちゃくちゃに書かれています。

信憑性もよくわかりません!! 誰が書いているんだが…特に知○袋とか

 

私もこういう意見を見ていて怖かったです。

あーやっぱり評価されないんだとか、英語出来ないといけないじゃん無理ぽと

どんどん自信がなくなって不安ばかり募りました。

 

が、、、この人たちって本当に海外就職した人たちなのか???

 

こんな不確実な情報に踊らされていいんか、私。

 

日本から出ていくなと言わんばかりのネガティブな意見に引っ張られそうになりました。

 

この人たちって私の人生に責任持ってくれませんよね。

結局、私の人生は私のものだから、どうなったって責任は私にかかってくるよね。

 

じゃー関係ないじゃん。

 

ということで、出所がよくわからない情報は無視することにしました。

 

確実な情報を得るためには、実際に経験した人の話を聞きたいと思いました。

 

ネットで、

「海外就職 セミナー」と検索すると、、、

結構開催されているんですね。

 

無料海外就職説明会とか転職エージェントでも開催されていました。

こういうのはよく転職エージェントが主催していて、

エージェントも商売ですから無料で人を集めて求人紹介して無事転職できたら紹介料、という流れになるのでしょう。

 

言葉巧みにうまいこと言って来たり、

もしくは難しいとお断りされたり(紹介にたる人材ではないと暗に言っている)、

 

めげそうでしたが、最終的には親身に考えてくれる担当者さんに会えたことが幸運でした。

 

とにかくここは行動あるのみです。

 

 

実際に候補国へ行ってみよう

 

国にこだわりがなく就労条件で探していたり、もう既に行ったことあるよーという人たちにはこの部分は必要ないかもしれません。

 

私みたいに実際に行って自分の目で確かめたいという人は周遊就活旅行がおすすめです。

 

日本で信頼できる転職エージェントを見つけ出せたら、今度は実際にその国に行って、その国のエージェントに会いたいので紹介してくれませんか?

 

と聞くと快く紹介してくれます。

 

各国を拠点に人材紹介会社は存在しており、主にスカイプやメールでやり取りするのですが、やっぱり対面で面接するに越したことがありません。

エージェントだって変な人材を紹介したくないでしょうから、実際に会った方が人となりが分かってミスマッチングが減るということです。

なので、対面でお話しすることは双方においてメリットがあります。

 

また、私はエージェントに頼んで実際に海外で働いている人を紹介してもらい、お話を聞くことが出来ました。

何だかちょっとしたOB訪問みたいでした(何の繋がりもなかったのにほんとによくしてくださいました)。

 

私はこの周遊旅行を両親には伝えることが出来ず、国内旅行してくるわーということにしました(ちょっと怪しまれた)。

 

 

いざ転職活動開始!

 

私の候補地はタイ、ベトナム、インドネシアでしたが、

ベトナム就職に絞り込み、活動を始めました。

 

履歴書と職務経歴書を作成し、転職エージェントに送ります。

 

そして私の条件に合った求人募集をしている採用担当者に送付し、書類選考開始です。

 

この辺りはサクサク進みました。

 

 

ドキドキの面接

 

書類選考から3~5日ほどで、面接したいという企業がちらほら出てきました。

ここからスカイプでの面接が始まります。

タイの企業なんかは最終面接は実際に来てほしいとよく言われることがあるそうです。

 

怒涛の2週間を面接の嵐で乗り切りました。

やっぱりよく聞かれたのは、

どうして海外就職しようと思ったか? でした。

 

あと親御さんの了承はもらっていますか?もよく聞かれましたね。

これについては後述します。

 

 

 

内定ゲット!

 

怒涛の面接を経て、2週間後には内定をゲットしました。

 

最終的にはここから1ヵ月半後に渡航することになるのですが、

海外就職はスピード感がめちゃめちゃ早いです。

平均1か月くらいで内定が決まる人が多いらしいですが、

中には条件が合わなかったりして長期戦に突入する人も居ます。

 

さらになんらかの事情によりオファーレターが発行される前に取り消しされた、なんてこともあります。

なので、正式なオファーレターが発行されるまでは気が抜けませんが、

オファーレターが発行されたら2週間から1か月後には渡航になります。

 

ここで問題なのが、

 

親へのカミングアウトです。

 

特に20代の初海外就職の女性なんかは反対されることが多いらしく、

土壇場で内定辞退ということもあるそうです。

 

でも、オファーレターが発行された後に内定辞退はエージェントと採用した会社で金銭のやり取りが発生しているため、マナー違反となります。

 

なので、オファーレターが発行される前に蹴りをつけるか、

オファーレターが発行された後に強行手段でいくかになります。

 

私は反対されようがなんだろうが行くつもりだったので、

渡航1週間前まで黙っていました。

 

まずは電話で母親に伝えました。

母は驚きながらも、反対はせずひたすら心配していました。

ベトナム戦争のイメージが強いらしく、治安の心配をされました。

 

私は両親とは離れて暮らしていたので、直接会って話をすることに。

母は前もって父に話をしてくれていたようでした。

 

で、ベトナム行くんだって??

という唐突な質問から始まりました。

 

そうだよー。と簡単に答える私。

 

へーえ大丈夫?どんな会社?

 

怒るわけでも大げさに心配するわけでもない普通の反応。

一通り説明すると、ふーんじゃー頑張ってね!と両親は眠たそうに寝室に戻って行きました。

 

 

えーーーーこれだけかい!!

 

 

実はこの両親からの反応をとても気にしていたのでした。

予想だと修羅場も覚悟していたのに拍子抜けするくらいの塩対応。

 

これはこれでもにょるなぁ…

 

私の場合はこのように全く予想外の塩対応でした。

日頃から親に頼ることが少なかったことと、何でも自分でできると思われているようで、

普段の親からの信頼性によって反対されるかどうかは変わってくるようです。

 

うちの両親に限っては幼少期から色々チャレンジさせてくれた方だったため、

挑戦や新しいことに抵抗が少ないことが良かったのかもしれません。

 

 

家庭によっては猛反対を受けて渡航断念に至ったという話も聞きましたし、

実際にセミナーで知り合った方にも断念された方がいらっしゃいました。

 

でも、私がツラかったのは友人から反対をされることでした。

全然信じてもらえないし、夢見がちのように思われてそれが悲しかったです。

 

とにかく絶対1年は絶対に頑張るぞという心意気で渡航しました。

 

次回についてはこちら ※只今執筆中

海外就職への道のり②~渡航後1か月の過ごし方と初期投資費用について~

 

びっくり!当たり前??ベトナムの生活と文化について②

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前回からベトナムスタンダードについて述べているが、

今回も続きになります。

 

 

 

クーラーが強すぎる

 

寒い。寒いっちゅうねん!

こんな過度にクーラーをつけなくてもいいのに

エアコンは18℃とか16℃とか当たり前のように設定されている。

 

そして、皮膚の感覚どうなってんのよ??と思うくらい冷たい風が吹き荒れる。

 

特に感じるのはUberX(自家用車タクシー)や部屋、レストランなど。

 

私が少し寒がりということもあるかもしれないが、

それにしたってつけすぎじゃないか。

 

女性は特に薄い羽織を持っておかないと、長時間冷蔵庫のような冷気に当たるとマジで

体調おかしくなるのでご注意を。

 

また、クーラー以外にも扇風機もガンガン回っている店も多い。

これはなぜだがわからないが、ベトナム人は風を体感するのが好きらしい。

 

私が思うに、バイクに乗る文化から風を受けるのが好きなのかもしれない。

 

 

女性は普段化粧をしない

 

ベトナムに来てから驚くことはこちらの女性は全然化粧をしない。

化粧は特別な時にするものらしく、普段はしないというのだ。

 

ベトナム人女性でも美容に関心がある人は顔をめちゃくちゃ白くして、目もガッツリマスカラ塗って…

美意識高い人はすごくいい匂いがするほど化粧しているし、全くしてない人はしてないしで、

結構極端だ。

しない人はトイレで普通に顔を洗っていてびっくりした。

 

ベトナム人における化粧というのは特別な時にするものであって、

普段から化粧するのは恥ずかしいということらしい。

 

日本人はすっぴんが恥ずかしいという認識なので、

この認識の差はどこから来ているのか不思議だった。

 

ベトナム人女性は美容への関心は高いのにスキンケアに対する意識が希薄という関連記事はこちら

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

ピチピチの服を着る。

 

肩幅や袖部分が見るからにピチピチの服を着る。

私から見ると小さいものを無理矢理着ているような窮屈な着方をしている。

よく工員である女性は特にピチピチを好んで着ている傾向があるように思う。

 

知り合いのベトナム人に聞いてみると、

ボディラインを見せる方がきれいに見えるから、だそう。

 

いわゆる余裕のある服はダサいということだ。

一種の流行のようなものもあるのかもしれない。

 

私の高校(女子校)ではスカートをひざ上くらいの丈で穿くのが流行っていたし、

それが一番綺麗に見える着方であると思われていた。

そして、膝小僧が見えない長い丈はダサいという認識だった。

 

こんな風に女性間の美意識からピチピチの服を着ているのかもしれない。

 

この違和感は、日本人としての美的感覚とベトナム人の美的感覚がズレているから感じるのだ。

 

日本人にとってのピチピチの服はおかしい、バランスが悪いという印象だが、

彼らにとってはアオザイと同じような感覚で体型が出る服を着ることは魅力を高めるということらしい。

 

 

 

スマホの待ち受け画面は自分の写真

 

 

これも驚きだったが、ベトナム人のスマホ待ち受け画面は自分の写真に設定している人がめちゃめちゃ多い。

日本人でこれをしたら、ギョッとされるだろう。

日本ではこのようなナルシズムを全面的に表出させることは恥ずかしいことと思われている。

 

最初に見た時は???だった。

しかも、思いっきりキメ顔やキメポーズなど「とびっきり」の写真を載せている。

 

さすがにこの件はベトナム人達に尋ねることができなかった。

 

でも、不思議だった。

どうして日本人は自分の写真が待ち受け画面に写っていることに嫌悪感を抱くのか。

 

日本では謙遜が美徳とされており、例えば身内のことだって

「しっかりしたお嬢さんですね。」と褒められたとすると、

「いえいえ、うちの娘は家だとほんとボーっとしていて…」などへりくだった表現をすることがよくある。

 

自分を下げて相手を持ち上げる文化なのだ。

 

それ故に最初から

「うちの英才教育の賜物です。」なんて答えたらあまり良い印象にはならないのだ。

 

それをベトナム人は普通に「うちの娘は頭が良くて、美人です。」と言う。

いくら客観的に頭が悪くて、美人に見えなくても自分が良いと思ったことは良いとはっきり答えるのだ。

 

だから、この件については

自分のアイデンティティをはっきり示す国民性を表している。

本当に自分に正直な人たちだと思う。

 

嫌なものはいや

好きな物は好き

 

そして、自分が好きと言うことは決して恥ずかしい事ではないのだ。

 

日本人とベトナム人の国民性の違いが如実に表れる事案だ。

 

 

ちなみにベトナム人はFacebookが大好きで、自撮画像を日夜投稿している。

そしてモニュメントも大好きで、広場やデパートに飾られているとわらわら集まって写真会が始まる。

 

日本人にもこの傾向はあるが、

ベトナム人はよくわからん場所(歩道のど真ん中とか)でも写真を撮り始めるので不思議だ。

 

 

 

着信音がデカい

 

 

オフィスで仕事をしていると、大音量で着信音が鳴り響く。

日本だと顰蹙を買うレベルの音量だ。

とにかくうるさく感じる。

 

しかし、彼はそれが当たり前だと思っていてマナーモードだけと言う人はほとんどいない。

 

日本では現在着メロ設定している人はほとんどいない。

逆に着メロが恥ずかしいとさえ思う人も増えてきた。

 

日本人ほど音に敏感な国民はいないんじゃないかってくらい日本人の聴覚はするどいと思う。

 

私は音には敏感なタイプで、オフィスの卓上受話器がしっかり固定されておらず浮いて、ツーツーツーと鳴っているのが気になってしょうがない。

 

それをベトナム人スタッフは全然気にしていない。

むしろ全く気が付いていない。

 

ベトナム人の音に対する鈍感さに驚く。

 

休日は路上でカラオケを始めたり、セールをやっている店は大音量で音楽を流していたり、街中に爆音が溢れている。

 

一番うるさいと思うのはクラクションの音だ。

ためらいもなくプープー鳴らす。

バイクも大量に走っているので、公道からはいつもクラクションの音がする。

 

こんな騒音まみれの生活をしていたら、

音に対しても鈍感にならざるを得ないだろう。

 

しかし、事務所や公共の場所では静かにするというマナー意識は向上させるべきである。

 

 

連絡のレスポンスが早い。

 

ベトナム人とラインなどのSNSでやり取りすると分かるが、

めちゃくちゃ返信が早い。

 

ずっとスマホ見てるんじゃないかと疑いたくなる対応だ。

日本人によくある既読無視や連絡無精という言葉は存在しないようだ。

 

日本人は家族以外に連絡する時は事前に約束して電話することが多いと思うが、

ベトナム人同士ではためらいもなくいきなり電話を掛けたりする。

 

SNSや電話が大好きだ。

 

この傾向が仕事にも生かしてくれればいいんだけどな~と思ったり。

 

 

ビールに氷

 

私はあまりビールを飲まないので違和感を感じなかったが、

ベトナム流ビールはジョッキに細長い氷を入れて飲むのが一般的だ。

そのため、ビールが薄まりやすい。

氷が溶けてしまったら、店員を呼ぶと新しい氷を追加してもらえる。

 

これはベトナムでの常識なので、ベトナムビールとして割り切って飲んだ方がいい。

 

ただし、ベトナム人は酒に強い人はべらぼうに強い。

いくら水で薄まったビールと言っても、ベトナム人の飲酒は止まらない。

 

会社で部長級の日本人は飲み会でめちゃくちゃに飲まされるのがお決まりなので、

覚悟の上で参加するのをおススメする。

 

 

アイスコーヒーは練乳入り

 

ベトナムの冷たいコーヒーと言えば、cà phê sữa đáがスタンダードである。

これは練乳入りアイスコーヒーのことである。

そしてめちゃくちゃ甘い。

 

この練乳入りコーヒーがベトナム人には好まれていて、あまりブラックコーヒーは飲まないらしい。

しかも、一般的なベトナムコーヒーの豆は非常に苦みが強いロブスタ種だそうでブラックコーヒーには適さない。

だから、練乳や砂糖を入れて味をマイルドにしているようだ。

 

ベトナムはコーヒーの消費量が世界2と言われているだけあって、

至る所にカフェがある。cà phê sữa đáはどこの店でもあるので一度飲んでみると意外とおいしかったりする。

 

私はカフェインが合わない体質で、日本にいた時からコーヒー類飲料を飲むと調子が悪くなりやすかった。

先日、空港での待ち合わせ時間の合間に久しくcà phê sữa đáが飲みたくなって、1杯飲みほした。

するととたんにお腹が緩くなって、胃もたれしたような気持ち悪さがこみ上げてきた。

帰宅してからも気分がすぐれないし、全然眠くならなかった。

 

もしかするとベトナムコーヒーに含まれるカフェイン量は日本のコーヒーよりも多いのかもしれない。

カフェインに反応しやすい人は注意である。

 

こういう事情もあって紅茶党なのだが、いかんせんベトナムで紅茶はドリンクメニューにない事が多い(高級店は除く)

 

 

 

日本のつの発音が苦手

 

 

ベトナム人日本語話者にありがちなのが、日本の「つ」の発音がどうしても「ちゅ」になりがちだということだ。

ベトナム語には「tsu」という発音がなく、「chu」になってしまう。

だから、日本食レストランで働くベトナム人スタッフは「おちゅり」とか「ひとちゅ」とか発音する人が多く、

日本人からすると少し幼く聞こえる。

また、これは南部でありがちなのだが、餃子を「ぎょうや」と発音したり。

ザ行、ヤ行、ジャ行の混乱も多い。

 

私も今ベトナム語を勉強している身だが、ベトナム語の声調は曲者で、

ベトナム人にとっても日本語の発音は難しいようだ。

 

 

 

びっくり!当たり前??ベトナムの生活・文化について①

 

 

私が来越して間もない頃、驚きと発見がたくさんあった。

最近はその違和感が当たり前として自分の中で浸透している。

 

今回は初心に帰るべく、ベトナムスタンダードについて考察した。

 

 

 

ベトナムの青色ボールペンの謎

 

私が最初不思議に思ったのは、ベトナムのオフィスで青色ボールペンが公式で使われている事だった。

どういうことかというと、日本は文書で黒色のボールペンを使うことが常識とされているが、ベトナムでは青色で記入することが公式なのだという。

 

なぜかというと書類は黒字印刷してあるため、

印刷物と認識間違いがないように手書きのサインは青色でするというのだ。

 

最初違和感を感じていたが、今では普通に青色を使っている。

日本から持ってきた4色ボールペンも青色インクの消耗が激しい。

だから、ベトナムでは青色ボールペンは必需である。

 

 

お昼寝文化

 

ベトナムで働き始めた初日の昼休み。

オフィスでは電気が消され、空いたスペースでは御座を敷いてベトナム人が横たわっているではないか!

 

その光景に私はギョっとしてしまった。

 

日本ではオフィスの床で横たわるなんてありえないからだ。

 

最近短時間の仮眠は作業能率が上がるということで机に突っ伏して仮眠をとっている日本人は見たことがあったが、

御座を敷いて寝るという本格的な昼寝は見たことがなかった。

 

衝撃ではあったが、今ではベトナム人ってどこでも寝られるんだなぁ…と思って気にならなくなった。

 

オフィスで横になれるのは何とも羨ましい。

 

 

VATとレッドインボイス

 

赤い領収書と呼ばれる「hóa đơn」。

会社で物を購入する時に必ず必要だと口を酸っぱくして言われた。

これはどういうことかというと、

 

まずこのVATとは、ベトナム国内における物の販売やサービスの提供並びに外国貨物の輸入に対して課される税金であり、日本の消費税に近い税金である。

 

基本税率は10%だ。納税者は事業を展開している法人や個人、団体に適用される。

 

ベトナムで事業を営む場合、事業者は必ずこのレッドインボイスを発行しなければならない。

このレッドインボイスは政府公認の公式領収書であり、発行には支払側の税コードが必要になる。

つまり、ベトナム国内法人が設立されていない限り公式領収書は発行できず、発行側もこの税コードを持っている法人であることが必要である。

 

市場や屋台、個人商店などは税コードを持っていないためレッドインボイスは発行できず、ただの一般的な領収書では税務機関から損金計上が認められない。

 

レッドインボイスが発行できない事業者からサービスや物を購入した場合は法人所得税の算定上、費用計上が損金として認められず課税所得が大きくなってしまうのだ。

 

これらの問題を防止するためにできる限り、レッドインボイスが発行できる事業者から物やサービスを買うように言われていた。

会社によっては特定の人物しか発行できないよう定めている所もあるらしく、購入してすぐその場で発行はできずに郵送となることが多々あった。

 

しかし、いつまで経っても届かなかったり、途中で行方不明になってしまったりと今ではこのレッドインボイス集めに奔走させられている。

 

 

飲食店ではテーブル会計がほとんど

 

日本でもこのスタイルはよくあるが、ベトナムではテーブルで会計となる。

 

日本では伝票をレジまで持っていって支払いを行うことも多いが、

ベトナムでレジはフードコートやコンビニ、スーパーで見かけても飲食店で客から見えるところには置かれているのは少ない。

 

支払う時はtính tiền!というと伝票を持ってきてくれる。

そして伝票ホルダーにお金を挟んで店員に渡すとおつりが返ってきて支払完了となる。

 

ベトナムではテーブルで支払うスタイルが普及している。

日本の自分で伝票を持って行って支払うスタイルが珍しく感じるようになった。

日本では高級店だとテーブルチェックが当たり前だが、ベトナムではローカルレストランでさえテーブル会計である。

 

少し支払いに時間はかかるが、自分の席で待機できるので余裕ができるから私はこのテーブル会計の方が好きである。

 

ただ、カード払いになるとどういう風に手続きされているのかわからず怖い。

もしかしたらスキミングされているかもしれないし、偽カードを渡されて盗まれるかもしれないし。

よっぽどの大金じゃない限り、ベトナムでは現金で支払った方が安全だと思う。

 

 

お手拭きは有料!

 

飲食店で何気なく出されるお手拭き。

着席すると、本当にスッと店員がお手拭きをテーブルに置いていくのだ。

 

お手拭きが来た~と思って使ってしまうと…飲食料金におしぼり代がプラスされている。

 

そう、これは日本のように無料で使えるのではなく、1枚2,000VND≒10円 なのである。

 

日本料理店だと布製のきちんとしたおしぼりが出てきて、無料だったりするが、

ローカル店はほとんど有料なので、私はウェットティッシュをいつも持参している。

 

香草をちぎったり、ライムを絞ったり手を使うことが多いので、ウェットティッシュを持っていると何かと便利だし、節約になる。

 

旅行で短期滞在ならおしぼり代も微々たるものだが、長期滞在の場合は節約もかねてなるべく持参するのが良いと思う。

 

また、香料もめちゃくちゃ匂うし、殺菌効果は薄いように感じる。

 

 

食事中煙草は吸わない。

 

これも不思議なことにご飯を食べながら煙草を吸うベトナム人を全然見かけない。

 

ベトナム人の喫煙率は決して低くはないし、いかにも煙草吸ってそうなおじさんでも飲食店で煙草を吸っているところを見たことがない。

ローカル店でも食べ終わるとさっさとバイクで帰ってしまう。

 

しかし、バイクタクシーに乗っている時に信号待ちしていると結構な割合で喫煙し始めるベトナム人男性がいる。

 

ベトナム人の知り合いにこれはどういうことかと尋ねてみると、

レストランなどの公共の場所では喫煙が規制されているらしく、路上は規定がないので外で吸っている人が多いとのことだった。

 

また、女性が煙草を吸うのはとても悪印象とのことで、風俗嬢などを除き一般女性が煙草を吸うことはほとんどないという。

 

ベトナムでは煙草は男性が吸う物という意識が強いらしい。

 

 

ティッシュはトイレに流さない。

 

日本の下水道のように設備が頑丈でないので、パイプの老朽化などによって格段に詰まりやすくなっている。

だから、ベトナムの大便所ではティッシュは流さず、トイレ横に設置されているゴミ箱に捨てることが常識だ。

 

ティッシュのクオリティも高くなく、水に濡れるとすぐボロボロになる。

水質汚染防止の観点からもベトナムのトイレでは何も流さないようにしよう。

 

 

ホテル宿泊時はパスポートを預ける。

 

これはベトナムの規定で、ホテルは公安に宿泊客の情報を提出することが義務付けられている。

ホテルによってはコピーを取ってすぐ返却してくれるところもあるが、安宿などは受付に預かられる場合がある。

 

ただ、パスポートを使用したい旨を伝えれば一時的に返却してくれる。

ずっと預けなければならないわけではないので、安心だ。

 

チェックアウトの時返却してくれると思うが、稀に忘れる人もいるのでその時は自己申告しよう。

 

ちなみにベトナムでは未婚の男女が22時以降密室で一緒にいる事は法律で禁じられている。

宿泊する場合は結婚証明書等双方が配偶者であることの証明が必要になる。

 

 

 帰りの航空券を入国審査時に提示

 

ベトナムではビザなし滞在は15日以内と決まっていて、確認のため旅行目的で来越した際には帰りの航空券を入国審査官に提示しなければいけない。

 

e-ticketの印刷物を見せるのが一番手っ取り早い。

 

これが提示できなかった場合は別室送りになり、最悪入国できなくなるので十分注意したい。

 

ベトナムは形式主義なので、それっぽい紙を見せるかみせないかで対応が大違いだ。

たぶん、内容はそんなに重要じゃない。

帰りの航空券を確認することに意味があるのだ。

 

ベトナムのある意味体裁だけ整わせるようなところはちょっとイラッとする。

 

 

牛乳は加糖がスタンダード

 

スーパーでもコンビニでも牛乳を買おうと陳列棚を見てみると、

同じメーカーでも似たデザインの牛乳が数種類並んでいる。

若干の色違いはあるが、何が違うのかぱっと見わからない。

 

私はまだ来越して間もない頃、何の気もなしに牛乳を買って飲んでみたら…

 

甘い。

コーヒー牛乳並みに甘いじゃないか!

 

えーなんでやねん。と一気に萎えてしまった。

日本で売っている牛乳で甘いものはほとんどない。

カルシウム配合や低脂肪などの成分調整牛乳はよく見かけるが、

加糖された牛乳というのはほとんど見ない。

ましてや加糖か無糖かはヨーグルトくらいしか見たことがない。

 

しかし、ベトナムでは加糖牛乳が普通に売られている。

しかもパッケージが激似なので、よく確かめて買わないと間違える可能性大だ。

何か端っこに加糖と無糖がベトナム語で表示されてるし…

分かりにくいっちゅうねん。

 

ベトナム人は甘いもの大好きなので、飲料に含まれる砂糖量が半端ない。それは牛乳も例に漏れなかったようだ。

陳列棚では加糖牛乳の方が少なくなっているので、ベトナム人に加糖牛乳は人気らしい。

 

基本的にベトナムの牛乳は無糖でもあまりおいしくない。

日本の牛乳と比べて薄いというか、旨味がないというか…

 

あと、日本でよく売ってる成分無調整のパック牛乳を扱っている店が非常に少ない。

牛乳コーナーでよくあるのは加工乳だ。

脱脂粉乳に乳脂肪や他成分を配合させているらしく、

生乳と比べるとかなりクリーミーな味がした。

 

ベトナムの乳製品トップメーカーはビナミルク(Vinamilk)で

至る所にビナミルク製品が売られている。

 

ただベトナムは酪農産業自体がまだまだ未熟で、生乳の希少性が高いという。

だから、こちらで生乳を飲む機会はとても少ないのだ。

 

日本に帰ると明治のおいしい牛乳をかぶ飲みする。

牛乳ってやっぱりのどごしとコクだよなぁとビールらしからぬコメントを思いながら飲み干すのだった。

 

 

すごく長くなってきたので2部に分けます。

  

 

 

ベトナムって生活費はいくらかかる??去年1年間の家計簿大公開!

 よくベトナムって物価が安いと言われているけど、結局どうなの??

ということで1年間の私の家計簿を大公開します。

 

ベトナムに移住したいけど、どうやって生活していくのかわからない…と困っている方!

生活水準ってどれくらい?食費って毎日外食しても大丈夫?

そういう疑問に全部答えます!

 

~参考データ~

ベトナム現地採用

在越1年半

20代女性

 

 

 

今回私の家計簿ルールはベトナムドン現金で支払った支出に対する記録です。

クレジットカード払いについては含めていません。

私がクレジットカードで支払ったのは旅行の際の航空券代や電子書籍などなので、

記録がなくともあんまり影響ないかなーと思います。

一時帰国時に日本で支払ったお金は…全然覚えてないくらい散財した。

                        単位: 1,000VND

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逃れられない固定費について(主に家賃)

 

私の家賃は月500USDです。インターネット代、水道代は家賃に含まれています。

ガスはないので、電気代を別途毎月支払ってます。

これは記録していなかったのですが、大体20USD以内で納まっています。

クーラーをガンガン使う人だと50USDくらい使う人も。

 

家賃は少し高めの家賃らしいのですが、条件が良いためとても気に入っている部屋です。

だいたい350~400USDくらいの部屋に住んでいる現地採用単身者が多い気がします。

駐在員だと1500~2000USDの部屋に住んでます。格差ですね…

 

家に関しては500USDもあれば良い部屋が借りられます。

家具は付いてるのが当たり前で、日本のように部屋だけ!ってことはほとんどないのでローコストで移住できます。

 

住居については以下の記事で熱く語っているので、参考にしてください。

 

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

あと5月の6,726,000VNDというのは医療保険費です。

私は個人で主に傷害が発生した場合の保険に加入しています。

会社は風邪とか疫病になった場合は医療費を負担してくれるのですが、

事故に遭った際は自己責任を問われそうなので、高額医療費を賄うためにも個人で保険に加入しました。

ここは会社によって医療保険の有無や条件が違うと思うのでしっかり確認した方がいいですね。

 

 

食費が安いっていうけど実際は?

 

表から見てみると、月平均で5,363,000VND。およそ240USDでした!!

 

私全然自炊してませんね。全くです。ひどいです。

調理はこちらに来てから、お湯を沸かすことと茹でることしかしていません。

ほんとにひどいな

ほぼ外食のはずなのにこの金額って、日本より安いと言えるんじゃないでしょうか。

 

じゃあ何を食べていたのかというと、私はよく食べる方なのでローカル麺類屋に入り浸ったり、さらにラーメン屋で目いっぱい食べたりステーキも週1で食べていたりと…

 

めちゃくちゃ食べてます!!!(成人男性並み)

よく食べるねーとよく言われるので、マジで食べる方です。

女性が言いがちなスイーツで1食済ませたとかじゃなく、がっつり肉いってます。

それで月2,3回でバーで飲んでたりしていたし。1回カクテル2杯くらい

 

去年の食費最高金額が11月の7,397,000VND≒325 USD !

その月はむしゃくしゃして肉を食べすぎました…

 

なのでベトナムは食に関して、東南アジア随一と言っても過言でないくらい充実しています。

 

 

移動手段はUber。1年使い倒した結果

 

1年間の月平均で961,000VNDでした。42USDくらいですね。

私はバイクを持っていないので、移動手段はもっぱらUberMOTO(バイクタクシー)に頼っていました。

 

相場は大体3㎞15,000VND。繁忙期の時間帯だと30,000VNDに値上りしてました。

普通のタクシーだと3㎞60,000VNDとかでやはりバイクタクシーの割安感には勝てなかったです。

 

10月に1,583,000VNDと一番高くなっていますが、この月は遠出することが多く、

UberX(自家用車によるタクシー)をよく使っていました。

 

バイクタクシーは長距離で乗るにはしんどいので(腰とか足がツラい)、5km以上離れた目的地に行く場合はタクシーを使っています。

交通費は1年間で500USDくらいだったので、中古の安いバイクが買えるくらいの値段です。

でも、私がバイクに乗らないのはベトナムの劣悪な交通マナーで溢れている公道を鈍くさい私が運転できる自信がないことと、自分がいくら気を付けて運転していても、相手からぶつかられたり事故に巻き込まれる可能性もあるからです。

 

日本でも相手からぶつけられる危険性はありますが、特にベトナムの交通事情は阿吽の呼吸で成り立っていることがあり、相手の意思を読み間違えると一気に衝突ということもありえます。

 

信号がないところがほとんどだし、みんな行きたいところへ自由に走るしで、

バイクが多い分イワシの大群のように流れてはいるのですが、その中でも秩序を乱す運転をする人が多すぎます。(逆走、信号無視、スピードを出して角ぎりぎりを曲がってくる)

実際、邦人の現地採用者でバイク運転をしている人は多数いますが、運転に自信がない人はやめた方がいいです。

運転マナーの悪さに辟易すると思います。そして、ぶつかったという話をよく聞きます。

私は慣れてないド素人が運転するよりも、乗り慣れたベトナム人に運転してもらった方がまだいいんじゃないかってことでバイクタクシーも自己責任で乗っています。

ベトナムの交通マナーは悪すぎて色々語りたいところですが、家計簿の話に戻ります。

 

バイクを所持することによって格段に移動はしやすくなるでしょう。

ガソリンも1リットル18,000VND≒0.75USDと日本に比べると安いです。

ただ、中古のバイクだと整備不良でエンジンやタイヤがすぐ壊れて直したり、

調子が悪かったら修理依頼をしなければならないなど、管理が面倒です。

 

レンタルバイクが月50USDほどで借りられるそうで、こちらは調子が悪かったらすぐに車体を交換してくれるらしく面倒な管理をしなくて済むのでおススメです。

 

 

やはり高額だった歯科医療費

 

奥歯の銀歯が痛―い!

ということで、日系の歯医者で銀歯を入れ直してもらいました。

10月の医療費が12,730,000VNDという超高額費用に!

結果500USDくらいかかってしまいました。

 

ベトナムに来る前に歯科治療は全部終えてきたはずなんですが…

駐在員で歯科治療までカバーしている医療保険に入っているならばここまでお金はかかりませんが、歯科治療までカバーされている医療保険は保険料が高い上に加入している人も少ないので、歯科治療については悩みどころであります。

 

一番は虫歯にならないように習慣的に気を付けるのがいいんですけどね。

しかし虫歯になりやすい人もいるので、そうはいきません。

 

日本の健康保険に加入していれば、海外療養費還付制度を使って治療費を還付してもらえますが、日本と海外での医療体制や治療方法の違いにより還付してもらえるお金もよくて半分くらいらしく、スズメの涙ほどになってしまうこともあるそうです。

だから、あんまり期待できませんね。

 

これからベトナムで働こうとしている方は歯の治療を全て日本で終えてから渡航した方が良いです。

海外在住中は日本への一時帰国時に短期治療を行なっている歯科医院もあるので、利用するのも手だと思います。

 

 

マッサージやエステなど行きまくった後の美容代は?

 

年間平均1,769,000VND≒80USD、合計で21,231,000VND≒935USDとなりました!

いやー結構使ってる…月々の変動も物凄いですが。

 

主にお金を使ったのは美容皮膚科での治療ですね。

小鼻の赤みがすごく気になって気になって3ヵ月ほど通っていました。

 

あとは毎月マッサージやレディースシェービングなどに行ってました。

 

髪も3か月に1回くらい切ってました。パーマをかけているのですが、これは一時帰国時に日本の美容院でかけています。

こちら水質が悪いせいか髪の調子がめちゃくちゃ悪いです。枝毛もすごいので定期的に切った方が良いです。

日系美容室で日本人美容師に切ってもらうと4000円~のカット料金になると思います。

ベトナム人スタイリストに切ってもらうとこの半額の値段でカットできます。

 

マッサージはピンキリです。

私が行っていたところはオイルマッサージ90分700,000VND≒30USDくらいのマッサージです。

マッサージは良くいくのでほぼ毎月か多い時で月2で通っていたりしましたね~

 

その他にも痩身マシーンに手を出してみたりと、結構チャレンジしたのでこの値段になっています。

 

毎月マッサージ1回行くくらいだったらこの半額で済みます。

 

 

ベトナム語を学ぶ~ワンツーマンレッスン~

 

ベトナムに来た当初気合がめちゃくちゃ入っていて、来越した次の月にはもうベトナム語の個人レッスンを始めていました。

8,228,000VNDは確か、追加でもう30時間のレッスンを買ったのでこの値段になっていたと思います。

 

この個人レッスンは英語で受けていたのですが、私の英語力が高くないので、回が進む毎に行ってることがわからなくて不満も高まってしまって、途中でやめてしまいました。

 

今は日本語でレッスンを受けています。

ただ、ベトナム語は日本語よりも英語の文法に近いので英語で学べたことは文法の基礎理解力に繋がっていて、今すごく文法が理解しやすいです。

 

 

忘れちゃいけない生活必需品

 

これはズバリ、除湿機です。

7月に7,490,000VND≒330USDで購入しています。

 

いや~私の部屋は湿気がすごくて、革製品に青カビが大量発生したんですね…

しかも何か空気が淀んでるし、こりゃ除湿機買わないかん!

 

ということで40㎡対応の空気清浄機能付除湿機を購入しました。

4時間で2Lの内臓タンクが満杯になるくらい湿気がすごいです。

 

除湿するだけで暑さも心なしか和らいでるしとても快適です。

 

あとベトナムは大気汚染がすごいので、窓を開けて換気することはおすすめしません。

蚊も多くデング熱も心配なので室内は締め切っていることが多いです。

 

だからどうしても空気が淀んだように感じるんですね。

除湿機を買ってから、慢性的な気管支の不調はなくなりました。

 

 

盲点だった!?一時帰国の旅費

 

人によって一時帰国の頻度って違うと思うのですが、私は年に3回ほど日本に帰っています。

これは現地採用者の中では頻度が多い方だと思われます。

年に1回帰るか帰らないかくらいの人も居るし、人によってまちまちです。

 

ただ、一時帰国の旅費が結構かかるんですよね…

航空券代は家計簿には記録していないのですが、1回帰国するのに往復で700USDくらいかかっています。

年1回の一時帰国費用は会社が負担してくれるので問題ないのですが、2回目以降は自腹になります。

 

私は主にベトナム航空によく乗ってます。

JALとか快適そうだけど、少し割高なのです。

さらにJALやANAの預け荷物は23kg×2までOKですが、ベトナム航空は40kg×1までOK です。

 

大きいスーツケースを所持しており荷物1つで済ませたいので、ベトナム航空を使用しています。

小さめのスーツケースを1人で2つ持たなきゃいけないって移動が大変なので面倒なんです。

他に機内持ち込み用の荷物もあるし…。

 

私が日本に帰りたいのは、日用品を買いだめしていきたいのも理由の1つです。

化粧水とかヘアトリートメントは日本製のものを使いたいです。

あとコンタクトレンズも買っていきますね。これは送ろうとしても検閲が厳しく、届かないこともあるようなので。

 

やっぱりハンドキャリーが一番確実かなってことで、帰国した際にはドラッグストアとかで日用品はめちゃくちゃ買い込んでます。

 

なんとなく貯金のたまり具合がよくないなぁと思っていたんですが、原因はここらへんにありそうです。

 

 

貯金する余裕って…

 

あります!こんな私でも収入の30%を貯金することを目標にしていて、達成できています。

 

私は大きい出費が多く(一時帰国費や歯科治療費など)、貯金金額がなかなか増えていかないのですが、

日本の県庁所在地付近で暮らす生活よりは余裕が持てます。

何より食費がかからないのがすごく助かってますね。

 

ただ日本にいた時は自動定期積立貯金をしていたのですが、こっちにはそういうシステムがなくて困っています。

USD建て貯金できればいいのですが、口座の制限が厳しいです。

ATMで下すとVNDで出てきてしまうし、毎月銀行窓口でUSD’下ろしてる暇ないし…

 

ということで定期的に貯金する習慣として、来越して半年後くらいから毎週500,000VND貯金を始めました。

これは毎月の収入30%のお金を口座に残しておくという貯金方法の他に

貯金を増やすため、現金で貯める事にしました。

ベトナムの最大紙幣は500,000VND札で、かさばらないしお札が増えていくのは視覚的にも楽しいかなと。

毎週決まった曜日に500,000VND札1枚を箱に入れていくのです。

1か月は大体4週なので、2,000,000VND≒88USDが貯金できることになります。

 

さらに最近少し余裕が出てきたので貯金額を毎週700,000VNDに増額しました。

これで1か月2,800,000VND≒123USDが貯められて、1年で約1500USDほどになります。わくわくです。

この毎週貯金はできる限り手をつけず、ベトナムに居る限り貯めていきたいと考えています。

 

 

番外編 給料の通貨や外貨の持ち出しについて

 

給料ってどうやってもらってるの?とたまに聞かれますが、これは私の場合、USDで銀行口座振り込みになっています。

ベトナムの現地採用だとUSDでもらっている人が多いと思います。稀にVNDでもらっているという話も聞きました。

できれば、USDで給料はもらうべきです。VNDだと日本円への両替が大変です。

USDだと日本でも両替が容易だし、どこでも換金率はVNDより圧倒的に良いです。

 

また外貨の持ち出しについてですが、

ベトナムの銀行から日本の銀行に海外送金するか、ハンドキャリーで持っていく方法があります。

 

ベトコム銀行の例でいうと、USD建て送金、円受け取りの場合、

送金手数料は送金金額×0.0015(0.15%) + 電信費10USDになります。

そして日本の各銀行で受け取り手数料は三井住友の場合1500円となっています。

 

 

例えば4,000USDを送金すると、

4,000×0.0015=6USD(最少5USD、最大150USD) + 電信費10USD

三井住友銀行受取手数料:1,500円

 

 

合計で35USDほどがかかり、送金日数も3日~1週間ほどかかるということになります。

 

ハンドキャリーは銀行窓口でUSD現金を受け取った後、現金所持したまま海外渡航するというものです。

ただ、ベトナムの規定で現金5,000USDあるいは同額相当外貨、または15,000,000 VNDのいずれかを超えて所持する場合は、空港で税関申告する必要があります。

また、在留邦人はベトナム国内で銀行から引き出した外貨で限度額(5,000USD相当)を超える額を国外に持ち出す場合は銀行から許可証を発行してもらい、それを携行する必要があります。

 

換金レートにもよりますが、どちらの方が損か得かはその時々の状況によって変わります。

ただ、海外送金には色々書類を記入しなければいけないし、

ハンドキャリーは現金を所持することによる盗難の危険性が高くなります。

 

結局毎月の生活費はいくら必要?

結論からいうと、ベトナムでは1ヶ月約10万ほどで十分に生活生活できると思います。

1年間家計簿をつけた結果、

私の月支出平均は26,446,000VND≒1,165USDでした。

 

いかがだったでしょうか。

以上が1年間のリアルな家計簿の実態でした。

是非参考にしてください!

 

ホーチミンで初ブンチャー! Bun Cha Ho Guom に行ってみた

有名なブンチャーのお店です。

店内も広い。100席くらいある。

今回私がここに来たのは偶然通りかかったからだった。

 

私が頼んだのは、オーソドックスなブンチャーだ。

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 つけ麺があんまり好きじゃないこともあって今まで全然食べていなかったブンチャー

いざ実食…

 

おお、肉がジューシーで油が結構ある!

 

 

生野菜も一緒に食べるのでそんなにしつこくない。

味はやはり南部。甘い。

スープ自体はあっさり目だけど、肉と肉油がすごく出てる。

でも、案外さらっと食べれちゃう。

 

麺は細めのブン。柔らかくてモチモチしている。

 

味はやはり南部。甘い。

日本人からすると、もうちょっと塩っ気が欲しい。

そんな時は・・・・ドーン

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この調味料!にんにくの漬物?かな?

にんにく最強説を信じて投入!

 

 

おいしい。さっきよりも味がしっかりして食べやすくなった。

さすがにんにく様様です。

 

量は女性でもペロッと食べられてしまう。

男性でこの量は少ないのではないだろうか。

でも、大丈夫。このお店はサイドメニューも豊富。

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今回はあまりお腹が空いてなかったので、サイドメニューは食べませんでした。

次来た時には食べてみよう。

 

ヨーグルトとかすごく気になるぞ!

このハノイアイスクリームってなんなんだろう。

 

再訪した時にまた追伸したいと思います。

 

 お店ホームページ

Bún chả Hà Nội - Bún chả Hồ Gươm - Traditional Vietnamese Food Restaurant

 

ホーチミンから2時間!日帰りでも行けるリゾート「ブンタウ」に行ってきた!

久しぶりにブンタウに行ってみようという話が持ち上がり、

 今回お誘いをもらって週末1泊でブンタウに行くことになりました。

その1泊の旅行記について書いていきます~

 

 

 

・高速船でGO GO!

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実はブンタウは2回目である。1回目はバスで行ったが、今回は高速船で行くことに。

 

ちなみにこの船、2014年に火災を起こしたらしくそこから運航停止になったり、乗り場が変わったりでごちゃごちゃしていたらしい。(火災ってやっべぇぞ!幸いけが人もなかったらしい)

現在はGreenlinesDP社とPasific Express社が運航を開始している。

 

今回私が乗った船はGreenlinesDP社の高速船だ。

GreenlinesDP社はWeb予約できるらしく、知り合いが往復チケットを取ってくれた。

HPも英訳版があってとても見やすい。

片道料金は200,000VND~250,000VND(大人)

日によって、途中のCan Gioに寄る便もあったりで料金が異なっている。

下の画像は予約画面。席も自由に選択できる。

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船内はきれいで、まだ新しい船のようだった。壁際の席はコンセントも常設されていて充電ができた。

乗船してすぐに350mlボトルのミネラルウォーターが配られるのがありがたい。

船内では映像モニターが設置されていて、ドッキリ番組が常時流されていた。音は出ていないものの映像だけで理解できるので、結構面白くて声出して笑っていた人も多数。

乗客はベトナム人がほとんど欧米人がちらほらといった割合だった。私たち以外日本人はいなかった。

家族連れで乳幼児を連れている家族が乗船していた。だから、子供が通路をうろちょろ。雰囲気も明るくて良かった。

私の周りには変な乗客とかいなかった。

2時間ほどかけてブンタウへ。川を下って海に出たあたりで激しく船が揺れた。船酔いする人は注意である。

 

【2018.4.10 追伸】

Vietjoニュースから、この高速船が水中のなんらかの物体と衝突して浸水したという情報がありました。

この船便は火災したり浸水したりと安全性がまだ保障されていません。

幸いなことに乗客の怪我人は出ていませんが…

www.viet-jo.com

 

 

・ブンタウはベトナムの熱海?

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ブンタウって私からすると寂れているのか、盛り上がっているのかよくわからない所だ。

レストランだったであろう廃墟もちらほらあり、建物なんかもちょっと古めかしくて錆びついた感じ。

反対に優雅に過ごせそうなカフェも結構あるし、お金持ちの別荘らしい大きなプール付の一戸建てがばんばか建っている。

 

ベトナムの熱海とはよく言ったものだと思う。

夜になると明かりが灯り、街が明るくなったように思える。

 

今回はビーチに行かなかったが、バックビーチとフロントビーチがある。

ブンタウ自体が海に囲まれた半島の先にあり、移動も主に海岸沿いを走るので、どこに行っても海が見える。

しかし、海の水はあんまり綺麗ではない…。

 

 

・シーフードがおいしいレストラン「Ganh Hao」

 

夕食はGanh Hoaで!

ここはブンタウで一番評判の良いローカルレストランとのこと。

メニューは残念ながら全部ベトナム語。

だから、食べたいものを探すのがほんとに骨の折れる作業だった。

 

このレストランは海岸沿いにあるからか横に長い。そして、広い。

たぶん300~400席くらいありそうだ。

どの席からも海が一望できる屋外型レストランである。

お値段は普通のローカルレストランよりも若干高いかなという程度。

シーフードメニューが豊富で、特に貝類はいろんな種類があった。

私は貝類はあまり得意じゃないので、焼き牡蠣だけ食べたが、

身も新鮮できちんと調理されている印象だった。

 

サービスもよく、満席近く客が入っていたが注文は間違いなく来たし、

蚊が多くて刺されるというと、蚊取り線香を席の下に設置してくれた。

 

さらによくわからない貝類メニューについて尋ねると、調理前の貝を持ってきて見せてくれたり、貝類メニューがありすぎて違いが判らずおススメを聞くとしっかり答えれくれたりと、普通のローカルレストランに比べサービスの質が非常に高かった。

今回主に注文対応をしてくれた女性スタッフはとても親身に対応してくれた。

 

広い店内だが、スタッフは均等に配置されており、黒服を着た男性たちがトランシーバーで連絡を取り合っていた。

スタッフたちにも名札バッチが付けられているのも驚いた。

普通のローカルレストランだとまずスタッフごとにバッチが付けられていることはないので、やはりここはワンランク上のローカルレストランなんだなと実感した。

 

 

 

・2軒目バーは「Cask Bar」で。

 

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二軒目へGo!ということで急遽見つけた「Cask Bar」

他のローカルバーと比べて、店内のBGMボリュームも主張しすぎず良い感じ。

ローカルバーに行ってよく思うのは、音量がうるっさい。

ベトナム人以外の外国人だったらまずウザいくらいにうるさいと感じると思う。

 

この店は欧米風のバーなだけあって、欧米人客がほとんどだった。

テラス席と店内席があり、テラス席は4テーブル、店内は4テーブルとカウンター、さらに大きなテーブルフットボールも置いてあって広々していた。

 

クラフトビールのメニューが多く、クラフトビール好きにはいいかもしれない。

店内も落ち着いているので、しっぽり語り合うのにもってこいのバーだ。

 

 

・水深1.8m!? 恐怖のホテル付プール

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翌日、ホテルプールで泳ぐことに。

いや~泳ぐのなんて何年ぶりだろうか。

っていうか競泳みたいな半袖半ズボンの水着しか持っていない私。

水質とか色々大丈夫か?と心配しながらも1時間ほど泳いだ。

 

驚いたのはこのプール、奥のエリアの水深が1.8mだということ。

日本だったら普通に足が着いて立てるプールが当たり前だが、

いくら高身長の私でも水深の深さに恐怖した。

しかも、浮き輪もない監視員もいない…

 

これもし一人で泳いで溺れたら助からないタイプのプールやん。

 

エリアの周りにはぐるっと手すりが付けられているのも納得。

 

休日ということもあってベトナム人ファミリーの子供たちが浅瀬エリアで泳いでいた。

この深いエリアでも小学生くらいの子供たちがばしゃばしゃ飛び込んでいた。

日本だったらアウトだよなぁ…でもここはベトナムだし。

 

ベトナムでは一般的な公立学校では水泳教育はされておらず、泳げないベトナム人の方が圧倒的に多いんだとか。

ベトナムでの水溺死率も他国と比べて10倍も高くなっているという。

上の世代には水泳教育というのは全然なかったんじゃないだろうか。

このホテルに宿泊しているということはある程度富裕層の人たちで、子供たちは水泳教育を受けているのかもしれないが、大人たちは日向にいるだけでプールには全然入ってこなかったなぁと納得。

お母さん世代のベトナム人たちは水が怖いのかもしれない。

 

 

・レジャーに動物に仏像まで!? 「Ho May Park」

 

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帰るまであと2時間ほどあるということでロープウェイで上がり、Ho May Parkに行くことに。

一言でいうとなんでもありなテーマパーク。

スリリングなアトラクションから動物や自然との触れ合い、さらに仏像(人工物)まである。

 

船乗り場隣にあるロープウェイ乗り場へ。

ロープウェイはまだ新しかったが風で煽られて揺れ、怖かった。

しかも、眼下には住宅街が広がり、もし落下したら助かりそうにない。

ベトナムでこういう乗り物に乗るのはすごく怖い。

安全性に絶対っていうことがないのはわかっているけど、普段のベトナム人の適当さを知っているだけにとんでもない事故が起きるんじゃないかとヒヤヒヤする。

 

このワイヤーロープの耐久性は大丈夫かとか、このゴンドラだってどれくらいの頻度で整備されているんだろうかとそういうことばかりが心配になってしまう。

私の性分が繊細すぎるのもあるが、知り合いは全然平気でむしろわくわくするという。

こういうところで面白いと思える楽天思考は海外生活では重要であると思う。

曰く、そんなの気にしてたら何にも乗れないよ~らしい。

なお、チケット料金は往復ロープウェイとアトラクション代込で300,000VND(大人)

全部込み込みでこの値段って相当安く感じる。

 

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園内では何個かアトラクションに乗ったが、

特にこのボブスレーみたいな乗り物が面白かった。

レバーが両端についていて自分で上げ下げしてスピードを調整できる。

レバーを引かなければブレーキが効いていないので猛スピードで下り落ちる。

 

私はやっぱり怖いので、所々レバーを引きながら進んだ。

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また、このジップラインという乗り物が目玉なようで、

ワイヤーを自身と固定された滑車で滑り降りるというアトラクションだ。

受付で一筆書かされた後、係員に滑車と固定するための装具をつけられる。

私ワンピースで来て大失敗した。

太ももにも装具が付けられ、ワンピースがずり上がる。

最低でもショートパンツは穿いた状態でやることをお勧めする。

そして、サンダルだったために靴も装具取り付け場にあったので、履き替えた。

これは自主的に危険を感じたから履き替えたのであって、係員からは何も指示されなかった。

たぶん、この一筆書かされるというのは何をやっても自己責任になるということだ。

だからスタッフは全然干渉してこない。

ちょっとぶっきらぼうで冷たく感じる。

もう少しレジャー施設だし、愛想あってもいいんじゃないの。

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いざ順番になると高さがあって怖い。

そしてパンツ見えるんじゃないかってそっちの方がより気になる。

滑車と自分を繋ぐ太いロープを掴めとスタッフにジェスチャーで指示された。

 

滑り下りるのはいいが、終点で勢いがついたまま、緩衝材に当たって止まるのが一番恐怖だった。

特に私はデカいので、このベトナム人仕様のジップラインに乗ってヒョロヒョロなベトナム人男性スタッフに支えられるのは心もとない。

終わってみるとあっという間だった。

気が張っていたせいかぐったり疲れた。

 

帰りは来た通りにロープウェイに乗って、隣の船乗り場で高速船に乗船。

疲れがあったのか眠くて眠ろうとしたが、席の角度が急すぎて首が痛くなる。

首のクッションがあるといくらか快適なかもしれない。

 

ホーチミンシティ在住者も旅行者も行きやすいし、エンターテイメントもそれなりにある街なので、1泊くらい旅程に取り入れるのもありである。

 

ホーチミン市内は意外と何にもないんだよね…

市内観光もいいけど、充実感はブンタウの方が高いと思う。(物価も市内より安い。)

 

 

 

ブンタウ1回目の日記はこちら

 

thereisneithergodnorbuddha.hatenablog.com

 

 

ベトナムでインドカレー!超濃厚BaBa's Kitchen

気分はなんだか、チョマカレー??(このネタわかる方…)

 

日本にいた時からインドカレーが好きだったので、

こちらでもインドカレーを食べてみた!

 

今回このBaba’s Kitchenを紹介します。

場所はバックパッカー街ブイビエン通り。

治安はあんまりよくない。マジで。

 

欧米人の往来が激しい。

 

18時30分頃で1階は満席だったので、2階に案内された。

中2階で何やらおばあさんが一人でスパイスやら野菜を細かくしていて、

なんだか雰囲気があってちょっとぎょっとした。

 

店内は中東系の男性陣が働いていて、ベトナム人はほとんど見かけなかった。

 

メニューは英語でびっしり説明されている。

読みにくい…写真とかあるといいんだけどなぁ。

 

あとディナーだけかもしれないけど、セットメニューがなくて、

ナンやカレーを単品で頼まなければならなかった。

一人で食べに行ったらコストがかかる。

 

カレーはオーソドックスなチキンカレーだ。

迷わず「ノースパイシー!」と言ったので、辛さはほとんど感じなかった。

なめらかで、チキンが柔らかくておいしかった。

ルーはめちゃめちゃうまいかも。

 

私はモチモチのナンが好きなのだが、ここのナンは平べったくて薄かった。

パン類は何種類かあったので、希望すればモチモチが頼めたのかもしれない。

が語学力の無さから、諦めた。

 

後々よく調べてみると以下の表を見つけた。

なるほどね…結構種類あると思ったらこういうことだったのか。

今度こそ自分好みのパンを頼めるようにしよう!

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サラダを頼んだら、まさかの生野菜だった…

ショックだったけど、しょうがない。

 

どうやって食べたらいいものか、悩んでいると店員のお兄さんが机にある調味料の蓋を開けて、さあどうぞと言わんばかりに私の近くに移動させた。

 

…全然味が想像できない。

少しずつ味見してみることに。

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 1.ほんのり甘い。ゼラチン質で口の中ですぐ溶けてなくなる。ちょっと油っぽいような。なんだこれ…

 2.甘いような少し酸っぱいような。ジャムとケチャップを混ぜたような感じ。

 3.味はらっきょうみたい。でも球根が大きい。玉ねぎのようだ。

 4.酸っぱい。梅干しっぽい。少し昆布のような味もする。微妙に辛い。酸っぱさが気に入って野菜に付けた。

 5.ターメリックの味がするシーザードレッシングみたい。野菜にかけて食べた。辛い。

 

 

量が多くて完食はできなかったが、1人で結構食べてしまったぞ。

もし、ディナーで来るならこのお店は大人数で来た方がいい。

その方が色んなカレーの味を楽しめるし。

 

私はルーが小分けしてプレーに乗ってくる印象があったんだけども、ドーンと大きい器で単独のチキンカレーが出てきてしまって、

結局チキンカレーしか食べられなかった。

 

ただ、単価が安いからかこれだけ食べても200,000VND以内におさまった。

食べ終わったら、お兄さんが白く米が入ったデザートをくれた。

サービスらしい。私だけ!?と思ったら、他のテーブルにもあったので、どうやら

みんなにサービスしているらしい。

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このデザートがめちゃ食っちゃおいしい。

風味はミルクティのよう。中の具は米と少々の豆だ。

甘さはあるが、しつこくないし以外にもさらっとしている。

「これおいしい、なんという名前?」とお兄さんに聞くと、

「ライスプディング。」と答えてくれた。

私のつたない英語力ではこのように聞こえたが合っているだろうか…

そうしたらお兄さんがもう1杯あげるよ、というのでサービスでもらってしまった。

 

嬉しいけど、太ってしまう~~

サービスもとても良く、対応が早い。

2階席と言えども常にスタッフは待機しているし、言わなくても水は継ぎ足してくれるしでベトナムのローカル店とは一線を画している店だった。(やっぱり外国人経営の店は違う)

 

2区にも系列店があるそうです。